上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
カタログ発行日:2010年10月
プレファブのコストダウンならお任せください!電気事業法、ガス事業法の配管プレファブなら、豊富なノウハウと実績を持つベンカン機工へ 特殊品及び配管プレファブ製品をご紹介しています。関連情報
プラント向け配管用『溶接式管継手』※JIS(日本産業規格)品
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【当社の強み】
■溶接式管継手工場は、すべてJIS認証工場
■用途や使用環境に合わせて、様々な素材で管継手製造が可能
■高合金鋼を使用した厚肉シームレス継手の製作も柔軟に対応
■特殊形状の鍛鋼品も供給可能
■優れた溶接技術と品質保証体制を活かした配管プレファブも可能
■管理の一元化により、お客様の工数とコストの削減に貢献
※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
炭素鋼製 突き合わせ溶接式管継手(白)
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ベンカン機工の溶接式管継手は、1947年に設立された日本弁管工業(後のベンカン機工)と1953年より製造している日鉄住金機工が培ってきた技術力を継承しており、炭素鋼ばかりではなく、ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属などの様々な材質、そして、1/2〜80インチまで生産可能な幅広い口径など、様々な配管環境(設計・使用条件)に対応できる生産体制にあります。
JIS、ISO9001など生産に必要な認証を各種取得しており、それらを支える技術、品質保証体制なども揃えております。
プラント向け 配管用溶接式管継手 PT試験
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表題写真の赤い塗料のようなものは、浸透液と呼ばれる油性ベースに赤い染料を混合した液体です。この液体は非常にサラサラして浸透性が高く、被検査物の割れなどの微細な隙間に毛細管現象の原理で浸透していきます。この浸透液を被検査物に塗布し、所定の時間放置して、その後浸透液を除去します。次に、下部(詳細情報欄)写真のように、現像剤と呼ばれる非常に微細な白い粒子を懸濁した溶剤ベースのスプレーを被検査物に塗布します。すると今度はきずの中に浸透していた浸透液が、現像剤の微細な粒子と粒子の隙間に毛細管現象により吸い出されてきます。被検査物は現像剤により地肌が白くなっているので、この白い地肌に赤い浸透液が吸い出されて白と赤の非常にはっきりしたコントラストとなり、傷が目視によりはっきりと認識できるという仕組みです。
この試験はいくつかの方法があり、浸透液の種類(染色、蛍光タイプ)、浸透液の除去方法(溶剤除去、水洗)、現像剤の種類(湿式、乾式、速乾式)などがあり、被検査物や、検査環境に適した方法を組み合わせて選択します。
【特殊品】溶接式管継手「ラテラル」
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今回ご紹介させて頂くラテラルは、主にプラント関連で使用されているものです。
製法については、鍛造、総削りにて製造するもの、パイプの溶接にて製造するものなど様々です。
また、配管基準に基づく強度計算も当社で実施することが可能です。
ご希望、ご要望に応じて製法形状のご相談、あるいはご提案をさせていただきますので、是非お問い合わせください。
配管プレファブ・溶接構造物
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溶接式管継手とは、パイプなどの配管材と接合することで配管の延長、方向転換、分岐、径変更などを行うための製品で、納入後に需要家様が溶接することで接合します。
しかしながら、法規(電気事業法・ガス事業法など)指定などの高いスペックの配管である場合、部材調達、溶接作業、品質検査、各種書類作成に至るまで、その管理は容易ではありません。更に現地で溶接接合する場合、作業環境が適していなかったり、溶接品質を確認する設備がない場合も少なくありません。
その様な状況にある需要家様にご提案させていただくのが「配管プレファブ」ならびに「溶接構造物」です。
配管プレファブは、構成する溶接式管継手やパイプなどの部材調達や溶接接合の施工法、品質検査、申請業務など多岐に渡る管理が必要となります。
これが法規指定の配管ともなれば、尚のこと厳しい管理が必要となります。対して、法規指定の納入実績が豊富で、その仕様や検査の要綱を熟知しているベンカン機工に「配管プレファブ」「溶接構造物」をご用命いただければ、それらの管理を一元化することが可能です。
需要家様にとっては、業務効率とコスト削減により、大きなメリットを生むことが可能となります。
JSME適用/原子力向け管継手
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ベンカン機工では、国内全ての原子力発電所向けへの豊富な納入実績があり、前述のお困りごとを解決できる管継手や配管機材を製造・供給しております。
また、原子力向けの品質管理および図書類、品質記録類の管理ノウハウを生かし、様々な材質・形状・品種の管継手を、厳しい管理の下、製作しております。
材料からのトレーサビリティを管理し、多様なご要望に対応致します。
溶接式管継手だけでなく、差込み溶接式管継手や鍛造製品、加工品も製作しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
火力発電所向け 大径シームレス管継手
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主要国はもとより、発展途上国の目覚ましい発展に伴い、電力需要は大幅に伸びつつあります。
その中でも、火力は発電分野において、日本の最新技術力の高さが、世界的の注目を集めております。
ベンカン機工は、その縁の下の力持ちとして、主蒸気管をはじめ、高圧再熱蒸気管、低圧再熱蒸気管、タービンバイパス管等、使用用途に則した形で、お客様と共に、様々なニーズにお応えしながら、溶接式管継手を供給し続けております。
写真は台湾の火力発電プラント(800MW)向けに納めたもので、ASME規格に基づいて製造しております。
その中の材質で ”B31 CASE183” がございますが、この材質は構成成分である Cr(クロム)の含有量が多く、また、W(タングステン)、B(ボロン)他、微量元素が多く添加されており、高温域(500℃以上)で使用してもびくともしない、非常に硬い材質です。
その性質があるが故に、エルボを製作する際、塑性加工性(曲げ易さ)と反比例してしまいます。
ベンカン機工では、このような特性に対応できる世界トップクラスの塑性加工技術、熱処理技術で、あらゆるニーズにお応えし、世界に貢献し続けてまいります。
配管用溶接式管継手【非鉄金属】
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1.アルミ合金
・A5052 ・A5083 ・A1070 ・A6061
2.ニッケル合金
・UNS NO N10276 ・UNS NO N06022 ・UNS NO N10665
・UNS NO N06210 ・UNS NO N02200 ・UNS NO N02201
・UNS NO N06625 ・UNS NO N08020 ・UNS NO N06002
・UNS NO N06601 ・UNS NO N06230 ・UNS NO N08800
・UNS NO N08810 ・UNS NO N06600 ・UNS NO N08825
・UNS NO N06690
その他にもさまざまな鋼種での製造が可能です。
【特殊品】溶接式管継手「クロス」
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クロスは左右対称、十字型の溶接式管継手です。
配管施工にて流体を4方向に分岐する際に使用されます。
クロスを用いる以外で4方向へ分岐させる配管方法は、管の左右に穴を開け、管と管を直接溶接接合する、又は管台等を使用する方法があります。これらの場合は、接合する配管は元の管より小口径となる(細くなる)場合が多いです。
ベンカン機工のクロスは4方向同径、同肉厚であり、また、端部は突合せ溶接式開先ですので、主配管と同じ条件での分岐を可能としております。
製造範囲:外径:1/2~8B
※上記サイズ以外の製品も一部供給が可能ですので、詳しくは営業窓口へお問い合わせください。
【特殊品】特殊継手 シームレスレジューサ
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管継手は製品の当該規格に従って製造をしますが、配管設計の都合上、規格に依らない特殊な寸法や形状の管継手を使用する場合があります。
ベンカン機工ではそういった際のお客様の配管設計の手助けとなるべく、様々な形状の管継手を製造してまいりました。
今回ご紹介の特殊レジューサもその一つで、お客様とさまざまな打合せを行った末、製造を任せていただきました。
ベンカン機工では、長年培った金属塑性加工技術を応用し、お客様のご要望に応じた様々な形状の管継手を製造いたします。
ご相談の上、形状を決定することも可能ですので、お気軽に営業窓口へご相談ください。
LNG運搬用船舶向け溶接式管継手
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主として総登簿100トンを超える船舶については、その性能(構造、設備を含む)が一定の基準を満たす事を船級協会が検査を実施し、証明(承認)されなければなりません。この検査(配管系統による)対象品目の中に溶接式管継手も含まれます。ご指定の船級に承認された信頼性の高い溶接式管継手を供給いたします。日本海事協会(NK)、アメリカ船級協会(ABS)、ロイド船級協会(LR)、フランス船級協会(BV)、他、様々な船級に対応可能な技術力、経験を有しており、お客様のニーズに合わせ、船級協会で要求されている仕様はもとより、多種多様な追加のご要望にもお応えいたします。
近年では、アメリカでのシェールガス革命に応じたLNG(液化天然ガス)の運搬需要に伴い、各社様よりLNG船舶向けの溶接式管継手のご用命を数多くいただいております。
LNG(液化天然ガス)の運搬時には体積を1/600に圧縮し、-162℃以下に保つ必要性があることや、洋上運搬である為、揺れや荷重の不均衡等、この設備関連の配管においてもより信頼性の高いものを要求されます。
当社では長年培った実績や経験を礎に更なる進化を続ける事で常に信頼性の高い製品を供給しております。
【特殊品】発電所向け特殊ティー(45°YT)
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分岐管のティーはバルジ成形法という製法で製造しており、肉厚の薄い均一な製品が造れます。
又、金型により特殊な形状の製造も可能です。
写真は、原子力向けの製品ですが、他分野でも活用可能です。
クラッド鋼から製造する溶接式管継手
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内面側の合わせ材で耐食性を図り、母材で強度を保っています。
合わせ材の厚さは一般的に3mm前後で、JIS(鉄鋼)では種類として、ステンレスクラッド鋼、ニッケル及びニッケル合金クラッド鋼、チタンクラッド鋼、銅及び銅合金クラッド鋼などの規定があります。
調達の容易でない鋼材であり、かつ複合材料のため長手溶接にも高い技術力が求められます。
ベンカン機工では、長年にわたって培ってきた素材購入ソースと溶接技術により、こういった問題への対応が可能です。
溶接式管継手 クラッド鋼 ベンカン機工
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クラッド鋼とは、性質の異なる異種の金属を圧着した鋼材。安価な炭素鋼、合金鋼、高張力鋼を母材として、高価なステンレス鋼やニッケル合金、チタンをはり合わせ、耐摩耗性や耐食性を高めた鋼材が広く用いられています。
ベンカン機工では、クラッド鋼の溶接施工法含め過去実績が多く、ほとんどのクラッド鋼から溶接式管継手の製造、溶接が可能です。
大口径溶接式管継手~分岐管類~
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ベンカン機工では、これらの構造物の製造において高い技量を有しており、鋼種も炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、非鉄金属に至るまで供給が可能です。
また、お客様が配管設計をされる際に、ラテラル管やTEEなどの管継手製品の強度計算が必要となるケースはございませんか。
ベンカン機工では製品の製造とともに管継手の強度計算にも対応をさせて頂いております。
お困りのことがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
【特殊管継手製品】整流板付きエルボ
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整流板つきエルボは、主に原子力発電所や火力発電所などで使用されております。
エルボの内面に板を取り付けることにより、配管の中を通る流体の流れを整えるという役割で用いられます。
整流板で流体の流れを整えることで、配管内の流体の偏った流れを起こりにくくさせることや、エルボ内部の特定の場所に流れが強く当たり、その部分の配管の劣化が進むことを抑えることにもつながります。
エルボ内部での溶接作業となるため、非常に高度な溶接技術が必要になることと、整流板の形状をエルボの形状に合わせながらの製造となるため、高い技術力と経験が必要となります。
ベンカン機工では様々の特殊製品を製造しておりますので、安心してお任せください。
高圧導管幹線用3DRマンドレルエルボ
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製品は以下のようなラインナップです。
1.API 5LX60 500Ax90°45°30°22.5°
11.25°3DRマンドレルエルボ(曲げR=1524mm)
2.API 5Lx60 400Ax90°45°30°22.5°
11.25°3DRマンドレルエルボ(曲げR=1219.2mm)
材料調達から行いますので、材料支給は不要です。
また、上記以外の材質も製造可能です。
タンク廻り配管用 アルミニウム合金製突合せ溶接式管継手
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アルミニウムは、成形の難易度が高く、溶接も同様に難易度が高い材質です。
以下のような特性があるためです。
1.加熱中に酸化しやすい
2.表面に酸化膜
3.融点が低い
4.ひずみやすい
5.ブローホールが出やすい
6.溶接割れが起きやすい など
長年培った技量とノウハウにより、成形技術や溶接技術が確立されているため、これらのデリケートな条件に対応が可能です。
また数多くの実績から、さまざまな問題解決の経験もあり、柔軟に対応いたします。
是非、安心してご相談、ご依頼ください。
造船向け管継手
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造船業界では、カーボン系、ステンレス系で、業界特有のアイテムが圧倒的な数量で使用されております。こうしたアイテムの大量生産もベンカン機工の強みでございます。
アイテムの特色に合わせ、最適な工場で製造し、安定供給を実現致します。
また、迅速なフォローをさせていただけるよう、営業拠点を東京、名古屋、大阪、広島、福岡へ配備しております。
【製造は以下の工場で製造致します】
桐生工場(桐生工場・桐生分工場)
大阪工場(西長洲地区・扶桑地区)
タイベンカン
ベンカンベトナム
鋼板製溶接鋼管と配管プレファブ
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【溶接鋼管】
溶接事業者検査に対応可能。長さは任意の長さで製造可能。
べベル加工(配管内面シンニング加工を含む)も対応可能。
溶接式管継手の長手溶接部と溶接鋼管の長手溶接部を一元管理できます。
(溶接事業者検査の大幅合理化)
【配管プレファブ】
溶接式管継手の長手溶接部と溶接鋼管の長手溶接部とさらに周溶接および管台等の隅肉溶接(脚長・のど厚の指定有り)を一元管理できます。
(溶接事業者検査のさらなる合理化)
【原子力管理】
原子力発電所向け製品は、溶接事業者検査対象品も非対象品も、工程中の完全なるトレーサビリティが得られるように、原子力管理として、工場内で製造工程中、別管理しております。
【特殊品】溶接式管継手「Yピース」
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溶接式管継手「Yピース」の用途は、主に配管の分岐・結合箇所に使用されます。
材 質・・・主に炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼
サイズ・・・ボイラーチューブサイズ、配管サイズ 対応
また、検査は、検定水圧試験や玉通し検査に対応しております。
その他、お客様のご希望に沿って様々な形状で製造可能ですので、是非、お気軽にご相談ください。
【特殊品】溶接式管継手「クロス」(2)
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溶接式管継手の「クロス」は、メイン管から三方方向に分岐する継手です。
材質は、ステンレス・合金鋼・炭素鋼も含めた様々な材質にて製造が可能です。
その他、お客様のご希望に沿ってさまざまな形状で製造が可能ですので、是非、ご相談ください。
溶融亜鉛めっき溶接式管継手
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空気調和設備は、温度・湿度・空気清浄度などの室内環境の調整をするための建築設備です。一般に、空調設備と呼ばれ、さらに人に対しての空気調和を保健空調(対人空調)、物品に対しては、産業(プロセス)空調と呼ばれています。
人が快適に暮らすための重要な設備で、その配管に耐食性の理由から、数々の溶融亜鉛めっき製品が使用されております。
溶接式管継手 バルジ成形によるT(ティー)製造
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1940年にアメリカで開発されて以来、時代と共に進化を遂げ、自動車業界をはじめ、応用研究も盛んに行われてきました。しかし、最初に工業化された分野は実は溶接式管継手のT(ティー)の成形と伝聞されています。
ベンカン機工では、前身である日本弁管工業株式会社で1978年からT(ティー)のバルジ成形による生産を開始しており、長きに渡り大切な技術を進化・伝承し、お客様へ信頼性確かな製品を提供し続けております。
非破壊試験「放射線透過試験(RT)」も対応いたします。
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放射線透過試験(以下RT)は、放射線を試験体に照射し、試験体を透過する放射線の強弱をX線フィルムに写し出すことにより、内部の欠陥を検出する試験です。
継手の場合、管の内側にX線フィルムを設置し、管の外側より放射線を照射します。
照射後フィルムを現像した際、内部の傷などの欠陥がある部分は多くの放射線が透過し、黒く写し出されます。
写し出された形状により、どのような欠陥が出ているのかを評価します。
RTは放射線を利用した試験のため、放射線が外部に漏れないよう、鉛の扉と十分な厚さを持つコンクリート壁を使用した建物の中で撮影します。
配管用溶接式管継手 端角度(中間角度)エルボ
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60°や30°、または45°の半分の22.5°(22 1/2エルボ)や、さらに半分の11.25°(11 1/4エルボ)といった角度はご指定を頂くことが比較的多いですが、さらに細かい角度でも製造が可能です。
52°や77°、さらには「38°28′22″エルボ」といった特殊な角度についてもご指定に応じて製造致します。
これらの継手は高い精度が求められるため、作業上の難易度も高く作業者は慎重に寸法出しをおこないます。
ベンカン機工では、これまで培ってきた経験と技術による高精度な製品を提供させて頂くことによって、お客様からの高い信頼を得ております。
他にもご要望にお応えできるよう、検討・ご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
プロジェクト営業部 東日本営業課 TEL:(03)3777-1521
プロジェクト営業部 西日本営業課 TEL:(06)6482-1851
炭素鋼製 突き合わせ溶接式管継手(一般配管用)
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ベンカン機工の溶接式管継手は、1947年に設立された日本弁管工業(後のベンカン機工)と、1953年から製造している日鉄住金機工が培ってきた技術力を継承しており、炭素鋼ばかりではなく、ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属などの様々な材質、そして、1/2〜80インチまで生産可能な幅広い口径など、様々な配管環境(設計・使用条件)に対応できる生産体制にあります。
JIS、ISO9001など生産に必要な認証を各種取得しており、それらを支える技術、品質保証体制なども揃えております。
ステンレス鋼製 突き合わせ溶接式管継手(配管用)
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突き合わせ溶接式管継手は、パイプと突き合わせて溶接することで永久的に配管接合することを目的としたものです。
「ステンレス配管のベンカン」と呼ばれるくらいに認知度の高い「ステンレス鋼製 突き合わせ溶接式管継手」ですが、炭素鋼製は当然のことながら、アルミニウムなどの非鉄金属、合金鋼などの様々な材質の突き合わせ溶接式管継手の製造に対応致します。
炭素鋼製 突き合わせ溶接式管継手(配管用)
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ベンカン機工の溶接式管継手は、1947年に設立された日本弁管工業(後のベンカン機工)と1953年から製造している日鉄住金機工が培ってきた技術力を継承しており、炭素鋼ばかりではなく、ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属などの様々な材質、そして、1/2〜80インチまで生産可能な幅広い口径など、様々な配管環境(設計・使用条件)に対応できる生産体制にあります。
JIS、ISO9001など生産に必要な認証を各種取得しており、それらを支える技術、品質保証体制なども揃えております。
ベンカン機工 特殊塗装管継手
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特殊塗装の工程は、素地調整と塗装(塗覆装)からなります。
素地調整: グリットブラスト、2種ケレン、3種ケレン、他
塗装:一次防錆、無機ジンクリッチプライマー、有機ジンクリッチプライマー、エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、フッ素樹脂系、耐熱塗装系、他
塗覆装:外面ポリエチレンライニング、他
また、開先部においては溶接する際に剥離することなく溶接が可能な溶接開先用一時防錆塗料の塗布や、端部のみ無塗装にするなど、お客様のご要望に応じて各種対応をさせていただいております。
さらに、塗装及び塗覆装後の膜厚測定検査、ピンホール検査などもご要望に応じて実施することが可能ですので、どうぞお気軽にお尋ねください。
規格外、特殊・特別・独自仕様など、お困りごとをお聞かせください!
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本件に関しましては、営業窓口やWEBでお問合せいただけましたら、営業担当がご対応させていただきます。
東日本営業課:03-3777-1521
西日本営業課:06-6482-1851
営業担当者が直接お客様のもとへお伺いし、ご要望をお受けいたします。
もちろんメール、お電話、その他各種ツールでのお打ち合わせも可能です。
お気軽にお問い合わせください。
発電プラント向け大口径鋼管製エルボ
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上記発電用火力発電設備で規定されている材料の大口径鋼管製継手に加え、その他の発電プラント向けのシームレス化にも対応可能です。
発電プラントで使用される再熱蒸気管やタービンバイパス管は、大口径(609.6~1016mm)などで、肉厚が薄い(20~40mm程度)ため、従来は、鋼板を成形し、溶接組立したモナカ方式と呼ばれる製法で製造した継手が多く採用されてきましたが、長手溶接部の健全性の評価のための定期的な検査が必要とされ、稼働率の低下の要因となっていました。
そこで、長手溶接部のない継ぎ目無し鋼管製の継手の需要も高まっています。
継手の製法上、大口径かつ肉厚が薄い継手の製造は非常に難易度が高いですが、ベンカン機工では長年培った継手製造の実績、技量により、需要家様の仕様を満足した大口径の継手の製造を実現しています。
保守点検の簡素化と長寿命化のため、従来の鋼板製溶接組立式や鍛造製から、継ぎ目無しの鋼管製への切り替えを検討される際には、是非ご相談ください。
お客様のご要望にお応えします。
原子力向け 配管プレファブのご提案
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ベンカン機工の原点は「溶接式管継手」の製造です。その歴史は古く、1951年の自社生産開始から約70年にもおよびます。
その中でも最も高い品質を必要とする国内全ての原子力発電所向けの溶接式管継手において、豊富な納入実績がございます。
その経験で培われたノウハウで、様々なご要望やご相談に柔軟にお応えいたします。
原子力法規に関わることなら、ベンカン機工にお任せください。
配管プレファブ及び消火配管の製造から品質管理まで、様々なお悩みや手間を一手にお引き受けいたします。
まずは、溶接式管継手関連の営業窓口までお気軽にご相談ください。
営業本部 プロジェクト営業部
東日本営業課 03-3777-1521
西日本営業課 06-6482-1851
配管用 溶接鋼管
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上記のような内容を品質保証まですべて任せていただくことで、コストの大幅な削減、管理の大幅な合理化など、様々な面でお客様のプラント設計にメリットのあるご提案ができると考えております。
ベンカン機工では、長年培った溶接技術、品質保証体制を用い製品を製造することで、高品質な製品をご提供させて頂き、お客様のプラント配管設計とコストダウンに貢献いたします。
配管用溶接式管継手【ニッケル基合金】
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これらの他、「INCONEL」「INCOLOY」「MONEL」「カーペンター」といった名称の材料の製品も製造しております。
詳細は是非お問合せください。
船用スクラー配管用二相ステンレス製品
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舶用スクラバー配管に使用される二相ステンレス鋼は、耐食性が高いことが特徴で、また強度がオーステナイト系ステンレスに比べて高いので、設計板厚を薄くすることができ、配管のコストダウンができるなどの長所があります。
しかしながら、大変デリケートな材質で溶接施工や塑性加工には高度な技量が要求されます。
ベンカン機工では、長年培った金属塑性加工技術でご提供が可能です。
また、これらの技術と品質保証体制を用い高品質な製品として「管継手」「溶接鋼管」とこれらをブロック化した「配管プレファブ」もご提供させていただいております。
マンドレル製法が分かる動画
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パイプ製法のエルボとして最も普及した製法であり、種々の特徴を持っています。 パイプを加熱してマンドレルという芯金(金型)に通すことで拡管しながら曲げる製法です。
小さな曲げ半径で加工することが可能です。
炭素鋼及び合金鋼製の小径~大径サイズに適用します。
火力発電所向け 鍛鋼品 継手
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火力発電所で使用される鍛鋼品の継手には、ボイラーで熱せられた600℃近い高温で高圧の蒸気の流れ(主蒸気、高温再熱蒸気等)を分岐(合流もある)させる役目があります。
ベンカン機工では、長年培った技術力で、様々な製品の製作にチャレンジし、それを可能にしてまいりました。
これまで、多くの難しい鍛造製品の製作実績がございます。
多様な対応力で、お客様のプラント配管のコストダウンをお手伝いさせていただきます。
【導入事例】発電所エルボ配管取替え工事
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高温高圧の状況下で使用し老朽化した配管の現地取替え工事での管理は、ベンカン機工で水圧試験を実施することで、納期管理、現地での取替え後の水圧試験リスクを軽減することができます。
また、溶接事業者検査対象ラインであれば、エルボ周辺のパイプとの周溶接も含めてベンカン機工で溶接事業者検査を受検することが可能です。
消火配管用管継手(Su継手)ベンカン機工
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近年、消火設備に一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)、管継手(JIS B 2309)が採用されました。消防法では、消火設備にステンレス配管(鋼管、管継手等)を使用する場合、JIS規格製品が指定されるため、JIS認証が無い場合、あらためて消防庁の型式認定等の諸手続きが必要です。
ベンカン機工は、Su管継手のJIS認証(JIS B 2309)を取得しておりますので、諸手続きなくそのままご使用いただくことが可能です。
Su継手は、一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)との接続に用いられる溶接式管継手で、薄肉継手と呼ばれることもあり、比較的肉厚の薄い継手です。管端部は、自動溶接に対応した開先加工(プレンエンド)が施しております。2009年にステンレス協会の団体規格(SAS 354)から、新たに日本産業規格(JIS B 2309)が制定されたことから、当社も2011年にSu継手のJIS認証を取得しております。
RoHS指令 ベンカン機工
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対象制限物質と最大許容濃度値
旧RoHS指令では、下記物質が制限対象。
1.鉛 1,000ppm以下
2.水銀 1,000ppm以下
3.カドミウム 100ppm以下
4.六価クロム 1,000ppm以下
5.ポリ臭化ビフェニル 1,000ppm以下
6.ポリ臭化ジフェニルエーテル 1,000ppm以下
新たに追加された4種のフタル酸エステル
7.フタル酸ビス 1,000ppm以下
8.フタル酸ブチルベンジン 1,000ppm以下
9.フタル酸ジブチル 1,000ppm以下
10.フタル酸ジイソブチル 1,000ppm以下
証明書は当社HPより印刷することができます
http://benkankikoh.com/company/enviroment.html
【特殊品】特殊な形状の継手製造
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ベンカン機工の溶接式管継手は、1947年に設立された日本弁管工業(後のベンカン機工)と、1953年から製造している日鉄住金機工が培ってきた技術力を継承しており、炭素鋼ばかりではなく、ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属などの様々な材質、そして、1/2〜80インチまで生産可能な幅広い口径など、様々な配管環境(設計・使用条件)に対応できる生産体制にあります。
また、全工場が、JIS、ISO9001など生産に 必要な認証を各種取得しており、それらを支える技術、品質保証体制なども充実しております。
配管用溶接式管継手 ベンカン機工 配管用高張力鋼製継手
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ベンカン機工では、長年培った材料購入のソースを活かし、お客様に安心してご使用いただける高品質な各種配管用『高張力鋼』製継手をご提供させていただくことで、お客様のプラント配管設計のお手伝いをいたします。
溶接式管継手の短納期要望にお応えします。
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ベンカン機工の溶接式管継手は、1947年に設立された日本弁管工業(後のベンカン機工)と1953年から製造している日鉄住金機工が培ってきた技術力を継承しており、炭素鋼をはじめ、ステンレス鋼・合金鋼・非鉄金属などの様々な材質、そして、1/2〜80インチまで生産可能な幅広い口径など、様々な配管環境(設計・使用条件)に対応できる生産体制にあります。
また、全工場が、JIS、ISO9001など生産に必要な認証を各種取得しており、それらを支える技術、品質保証体制なども充実しております。
お客様のご要求に応じて溶接式管継手の各種機械試験を実施いたします
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主な機械試験です。
1.引張試験【tensile test】
引張試験機を用い試験片を徐々に引張り破断させて、降伏点、耐力、引張強さ、伸び、絞りなどを測定する試験。
2.曲げ試験【bend test】
曲げ試験機を用い試験片を規定の角度になるまで曲げ、曲げ部の外側の裂けきず、その他の欠陥の有無を調べる試験。
3.シャルピー衝撃試験【charpy impact test】
衝撃試験機を用い試験片に衝撃荷重を加えて破断させ、要したエネルギーと試験片の靭性を評価する試験。
4.硬さ試験【hardness test】
硬さ試験機を用い試験片の表面に一定の荷重で一定形状の硬質の圧子を押し込み、硬さを測定する試験。
お客様の金属製品に対する熱処理も施工いたします。
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金属製品には、素材の組織を制御し金属の性能を向上させるために、加熱や冷却を組み合わせて施工する熱処理という作業があります。
当社では管継手製品の製造工程においてこの熱処理を行いますが、今回は保有する設備とノウハウを活かし、お客様の金属製品に対して熱処理をおこなうというご提案です。
品質についても、熱処理で必要なチャート提出は勿論、熱処理の校正記録も提出が可能です。
当社で保有する熱処理炉は、バッチ式の大気雰囲気炉となっております。熱処理炉は大型のものは兵庫県の大阪工場、中小型は大阪工場の他、群馬県の桐生工場に配置しております。
当社は配管部材製造一筋、創業62年の管継手製造カンパニーとして実績と経験によるノウハウを活かした製造・販売をしており、その製品は発電分野、都市ガス分野、石油精製・石油化学分野をはじめ多くの分野において高品質の製品として大変高い評価をいただいております。
溶接式管継手 80インチ(2000A/外径2032ミリ)エルボ
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材質は、ステンレス鋼や炭素鋼、合金鋼やアルミ・ニッケルなどの特殊材質まで対応が可能です。また、エルボの他、配管では欠かせないレジューサ、T(ティー)、キャップも製造いたします。
ベンカン機工では突合せ溶接式管継手を1/2B(1/2インチ/15A/外径21.7ミリ)~80B(80インチ/2000A/外径2032ミリ)まで幅広いサイズでの製造が可能です。
当社は長年培ってきた知恵と経験があり、鋼板製の溶接式管継手についても溶接品質には特に自信があります。
大径の製品は主に兵庫県の大阪工場にて製造いたします。大阪工場では日本産業規格(JIS)やPED認証をはじめ各種海外規格の認証を取得し、溶接に関しても電気事業法による溶接施工法、ガス事業法、第一種圧力容器、ボイラー等による溶接施工法など多くの施工法を保有しております。それらの資格・認証をもとに、確かな技術力と品質保証体制で製品をご提供することで、お客様からご好評を頂いております。
テーパ管、短管をお探しではないでしょうか?
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当社では、主要製品であるレジューサや、溶接鋼管の製造ノウハウやその設備を活かすことで、テーパ管、短管も製造いたします。
必要に応じて、各種非破壊試験(RT(放射線透過試験)、PT(浸透探傷試験)、MT(磁粉探傷試験)、UT(超音波探傷試験)や、引張試験や曲げ試験などの機械試験の対応が可能です。
厳正なトレーサビリティ管理をもとに品質の管理に努めており、検査機器についても校正された計測器として品質記録の提出が可能です。
ベンカン機工は、配管製品の溶接式管継手の製造・販売において業界トップシェアを誇り、その製品は発電分野、都市ガス分野、石油精製・石油化学分野をはじめ多くの分野において高品質の製品として大変高い評価を頂いております。
鋼製ヘッダー管
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ベンカン機工は、配管製品の溶接式管継手の製造・販売において業界トップです。その製品は発電分野、都市ガス分野、石油精製・石油化学分野をはじめ多くの分野において高品質な製品として大変高い評価をいただいております。
当社では、溶接式管継手や溶接鋼管の製造ノウハウ、その設備を活かし、プレファブ製品もご提供いたします。
溶接式管継手の製造により培った厳正なトレイサビリティ管理をもとにした品質管理に努めており、検査機器についても校正された計測器として品質記録の提出が可能です。
品質についても、熱処理で必要なチャート提出は勿論、熱処理の校正記録もご提出いたします。
詳細につきましては、お客様のご要望や諸条件に応じて様々なご提案が可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
研磨仕上げを施したステンレス鋼製管継手
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ベンカン機工では、配管製品製作で培ったノウハウを駆使し、溶接式管継手に関する様々なご相談に対応させていただきます。
社内において、RT(放射線透過)試験、PT(浸透探傷)試験、MT(磁粉探傷)試験、UT(超音波探傷)試験などの非破壊検査や、引張試験や曲げ試験などの機械試験も対応可能で、厳正なトレイサビリティ管理をもとに品質の管理に努めており、検査機器についても校正された計測器として品質記録を提出するなど、材料調達から製品製作、検査、必要提出書類まで対応できることが強みです。
お客様の製品手配の一元化にお役に立ちます。
ベンカン機工は、配管製品の溶接式管継手の製造・販売において業界トップで、その製品は発電分野、都市ガス分野、石油精製・石油化学分野をはじめ多くの分野において高品質の製品として大変高い評価をいただいております。
ご要望や諸条件に応じて様々なご提案をさせていただきますので、お困りごとなど是非お聞かせください。
管継手の非破壊試験
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ベンカン機工の品質管理(Quality Management)体制とは、需要家の皆さまが求められる品質の製品をご提供させていただくためのものであり、それを担保するために工程管理と様々な試験・検査を実施しております。
「耐圧試験」
JIS B 2311、JIS B 2312、JIS B 2313及びASME B16.9で規定されている、あらかじめ製造業者が管継⼿の製造⽅法ごとに幾つかの⼨法及び鋼種の代表的なものについて実施する耐圧性能検査の結果に基づき、接続するパイプと同等以上の耐圧性を有した管継⼿を製造しております。また、電気事業法の使用前・定期安全管理審査で要求されている継手本体に対しての耐圧試験にも対応いたします。
「各種機械試験」
JIS(日本産業規格)、ASME・ASTM(American Society for Testing Materials)規格で要求される機械試験、各種法規・各種船級で要求される試験に対応致します。
「寸法検査」
計測器は、国家計量標準に基づき、校正管理を実施しております。
「各種非破壊検査」
各種非破壊検査は、適用規格に応じた認定検査員が対応致します。
配管用ステンレス鋼製スタブエンド(ラップジョイント)(2)
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日本国内において主に使用される規格は以下の通りとなります。
JPF(日本金属継手協会)規格:JPF SP 001(5K/10K/16K/20K)
JIS(日本産業規格)規格:JIS B 2309(SU継手)
JPI(社団法人石油学会)規格:JPI-7S-15
MSS(アメリカバルブ継手製造者標準化協会)規格:MSS SP-43
ASME(アメリカ機械工学会)規格:ASME B16.9
鋼管より熱間又は冷間による塑性加工によって製造する。
又は鋼板などから長手継目をアーク溶接によって製造する。
(つば部を完全溶込みの周溶接orすみ肉溶接によって製造してもよい)
但し、径の呼び40A(1-1/2B)以下については、鋼棒から切削加工によって製造してもよい。
※JPF SP 001 製造方法より引用
【事例紹介】合金鋼製 キュービックタイプの管継手
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主にボイラ・熱交換器・タービン周りの配管等の高温になるエリアに使用されることの多い合金鋼。パワープラントでも高温高圧化に伴い、世界各国での使用条件が厳しくなってきております。
ベンカン機工は1947年に創立以来、合金鋼を初め様々な鋼種の管継手製造に心血を注いでまいりました。これまでの73年の実績、ノウハウ、技術力を総動員し、厳しくなっていく条件下でも問題なく使用できる多鋼種多品種の管継手を製造いたします。
今回ご紹介のような削り出しの管継手は、仕上げまでの加工を一連の作業で進めることが出来るため、短納期対策としても有効ですので、是非ご相談ください。
ベンカン機工では、突合せ溶接式(BW)のみならず、差込み式(SW)や、ねじ込み式(SCW)の管継手も製造しております。
社員一同「管継手といえばベンカン機工!」と言っていただけるよう心に熱い思いを秘めて日々精進しております。
元気いっぱい全力で対応させていただきますので、管継手のことならなんでもお気軽にお問合せくださいませ!
スクラバー配管向け二相ステンレス鋼製エルボ
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国際海事機関【International Maritime Organization : IMO】が船舶燃料油の硫黄含有量を削減することを決定し、燃料油中の硫黄分の上限を3.5%以下から0.5%以下へと大幅に引き下げることとなるため、高価な低硫黄燃料油を使用せずとも、従来同様に安価な高硫黄燃料油の使用が可能となるスクラバーの設置が期待されています。
このスクラバーを設置する配管には耐食性を考慮した特殊鋼が使用されるため、特殊鋼を素材とした製品の製造を得意とするベンカン機工に、何でもご相談ください。
耐食合金鋼、アルミ材等の特殊材料も当社の取引先商社様、問屋様で在庫を持っている場合も多くありますので、少量、短納期のお問い合わせもお待ちしています。
アーク溶接鋼管
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・ロット制約なし、乱尺での製造が可能です。
・ご指定のベベル形状(U・Vシーニングなど)に加工が可能です。
・特別公差(例えば端部内径±0.25mmなど)のご指定が可能です。
・確認用の図面作成にも対応致します。
【常温配管用の代表鋼種】
SS400
【中・高温配管用の代表鋼種】
SB410、SB450、SB480、SB450M、SB480M、SM400B、SM490C
SCMV2、SVNV3、SCMV4、SCMV6
【低温配管用の代表鋼種】
SLA325A
【中・常温圧力容器用の代表鋼種】
SGV410、SGV480
【ステンレス配管用の代表鋼種】
SUS304、SUS304L、SUS316、SUS316L、SUS321、SUS317L、SUS309S
SUS310S、SUS329J4L
※上記の代表鋼種以外も製造できますので、お問い合わせください。
二相ステンレス(Duplex)鋼 溶接式管継手
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Duplexは、オーステナイト組織とフェライト組織の両方を混在させた高強度、高耐食のステンレス鋼です。
混在比はおおむね50%:50%です。SUS304、SUS316のほぼ2倍の強度を有し、薄肉で軽量の配管設計が可能となります。かつ、海水による孔食に対する耐性が強いことに加え、汎用オーステナイト鋼よりも耐応力腐食割れ性に優れ、且つ良好な耐孔食性を有しています。クロム、ニッケルに加え、モリブデン(Mo)、窒素(N)等の元素を添加することにより、リーン二相鋼クラスからスーパー二相鋼クラスまで幅広い耐食性と価格レパートリーを持ちます。
製造範囲は、配管サイズは1/2インチ~80インチ、板厚は最大50mm程度まで対応可能です。
<対応材質>
UNS No.S31803・S32750・S32506・S31260・S32205、
SUS329J3L、SUS329J4L、SUS329J1 等
テーパ管
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ベンカン機工では溶接式管継手の製造、販売実績が業界トップクラスであり、長年培ってきたノウハウがございます。近年、鋼板製溶接鋼管の製造にもより一層力を入れており、それらの技術力を活かすことによりテーパ管の製造が可能です。
お客様のご要望に応じて製品に付随する機械試験の対応も可能です。
JIS規格やASTM規格をはじめ各種海外規格の認証を取得し、溶接に関しても電気事業法、ガス事業法に対応する多くの溶接施工法を保有しております。それらの認証をもとに、確かな技術力と品質保証体制で製品をご提供することで、お客様からご好評を頂いております。
配管用溶接式管継手 合金鋼製継手(低合金鋼、高クロム鋼)
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・主に火力発電プラントの管寄せや主蒸気・再熱蒸気配管、ボイラ管等の高温高圧部材に使用される高クロム鋼については長時間クリープ評価試験なども実施し、自信を持って高品質の製品をご提供します。
・高クロム鋼以外の製品についても、製品開発には厳しい試験を実施しています。
・合金鋼の特徴である高温環境での性能を引き出すためには、管継手の成形と熱処理工程の管理が重要になります。材質に適した製法と熱処理の最適化・標準化を行い、お客様のニーズにあった管継手をご提供します。
・試験・検査についても品質保証部門を中心に厳しく管理を行っています。
技量の必要な試験・検査は資格を持った者が作業及び判定を行っています。
・特に高クロム鋼製継手は、高い技術力が必要になり、ベンカン機工では、高い技術を活かし長きに渡り多くの製品を世に出しています。大径・厚肉の継手は特に得意とし、多くの火力発電所等で採用されており、超々臨界火力発電所等の高能率化に貢献しております。
船級協会 規格対応管継手
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造船業界では、船級協会規格対応製品が多数使用されています。こうした製品を供給致します。
アイテムの特色に合わせて最適な工場で製造することにより、安定供給を実現しております。
またお客様のニーズに素早く対応できるよう、営業拠点を東京、名古屋、大阪、広島、福岡へ配置しております。
ぜひお気軽にお問合せください。
低温配管用管継手(管継手材質PL380、PL450)
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・製品は、管継手規格JIS B 2312又はJIS B 2313に基づき製造いたします。
・形状、寸法、熱処理、各種試験及び検査内容は、管継手規格に基づき行います。
規格と異なるオプションでの試験、検査についても各種対応が可能ですので、ご要望がある際はお気軽にお問い合わせください。
非鉄金属 アルミニウム管継手
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管継手に使用される主な材質としては、純アルミニウムの1000系や、Mg(マグネシウム)が添加された5000系、Si(シリコン)、Mg が含まれた6000系のアルミニウム合金となります。
詳細は、弊社ブログ「アルミニウムの管継手」をご覧ください。
http://benkankikoh.com/blog/2022/03/09/aluminium-fittings
一般配管用ステンレス鋼製溶接式管継手 ベンカン機工
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様々な分野向けの溶接式管継手を製造しているベンカン機工ですが、主に建築物の屋内配管で使用されているステンレス配管用管継手(呼称/Su継手)の製造も行っております。
ステンレス配管は腐食・耐久性に優れ且つ衛生的で環境にやさしい配管と呼ばれており、主に、建築設備配管の中でも私たちが普段の生活で使用している給水・給湯配管(飲料水など)で多く採用されています。
ベンカン機工は環境にやさしくクリーンなステンレス配管のための継手を今後も供給してまいります。
尼崎倉庫(大阪工場 扶桑地区)製品在庫のご紹介
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《在庫製品》
*炭素鋼製溶接式管継手
*ステンレス鋼製溶接式管継手
*ステンレス鋼製シームレス溶接式管継手
*ステンレス鋼製フランジ
【品種】
*エルボ ティー レジューサ キャップ スタブエンド
*SOP-FF/RF BL-FF/RF
【材質】
*FSGP(黒管継手 めっき品)
*PT370(黒管継手 めっき品)
*SUS304 SUS316 SUS316L
※在庫品のサイズ及びラインナップに関しましては別途お問合せください。
特殊角度(端角度)エルボ
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JIS B 2312、JIS B 2313では附属書JB、JIS B 2311では附属書A『特殊な形状の管継手』において、特殊角度エルボが規定されております。
θE(L)、θE(S) 特殊角度θは45°、90°及び180°を除く180°未満の角度とし、注文者の指定による、とされています。
特殊角度エルボの記号の例としては
例1 エルボロング 89.4°の場合:89.4E(L)
例2 エルボショート 66°22' 15"の場合:66°22' 15"E(S)
例3 エルボロング221/2°の場合 221/2E(L)
のように表記します。
ベンカン機工ではお客様のご要望に応じて、度だけでなく分、秒までの角度加工が可能です。
製品のマーキングや製品検査証明書(ミルシート)も上記記号にて表示を行います。
お問い合わせ先
プロジェクト営業部 東日本営業課 03-3777-1521
プロジェクト営業部 西日本営業課 06-6482-1851
大径溶接式管継手のデリバリー強化
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ベンカン機工では、長年の納入実績から得たデータに基づいて、納入頻度の高いサイズの在庫化、当日出荷体制を整えて参りましたが、これまで上記大径品の常備在庫は神奈川県の足柄物流センター、群馬県の桐生工場の配備のみとなっておりました。
そのため、主に岡山以西の西日本エリアのお客様への製品到着は、最短でも中一日を要してしまい、お客さまへご不便をお掛けしておりました。
そこで、西日本エリアのお客さまへのリードタイム短縮を図るべく、尼崎倉庫(兵庫県尼崎市扶桑)にも大径品の在庫を配備することとなりました。
ガイドバー付きT(ティー)
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私たちの生活に欠かせないものの一つに “都市ガス” があります。
都市ガスを輸送・分配する管のことを「導管」と呼び、設置される場所により、本管・供給管・内管の区別があります。また、管内を流れるガスの圧力によって高圧管・中圧管・低圧管に大別されます。
都市ガスが利用されるエリアにはこの導管(本管)が血管のように張り巡らされており、そこから更に分岐(毛細血管)された管を通じて、各家庭へガスが届けられています。
本管は一般的に埋設されており、長年使用していると、腐食・変形や地殻変動による沈下等での位置ズレが生じたりするため、定期的な検査を行い、この導管(血管)を常に健全に保つ必要があります。
この検査を行うために、“検査ピグ” という機器があります。
ピストンのような形状で、掃除・腐食の検査・位置を検出する役目のものが複数連結された状態で、配管の中を移動しながら検査を行っていきます。
また、検査ピグの通過性を確認する為のピグもあり、とても奥の深い技術であり興味深いものです。
PAD(当て板)付き溶接式管継手
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【対応可能品種】
・エルボ(ロング・ショート)
・ティー(同径・異径)
・レジューサ(同心・偏心)
・キャップ
・溶接鋼管 等
【対応可能材質】
・炭素鋼
・高張力鋼
・合金鋼
・ステンレス鋼
・非鉄金属 等
※材質及びサイズに関しましては別途お問合せください。
尼崎倉庫(大阪工場 扶桑地区)製品在庫の拡充
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【在庫商品】
・エルボ(ロング・ショート)
・ティー(同径・異径)
・レジューサ(同心・偏心)等
・ステンレス鋼製フランジ
【材質・種類】
・FSGP(黒管・めっき)
・PT370(S40・S80・S160)
・SUS304・SUS316・SUS316L
・ステンレス鋼シームレス等
・SOP-FF/RF
・BL-FF/RF
※在庫品のサイズ及びラインナップに関しましては別途お問合せくださいませ。
配管用ステンレス鋼製スタブエンド(ラップジョイント)
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規格: JPF・JIS・JPI・ASME・MSSに対応
製造サイズ: 11/2B~12B
材質: SUS304、SUS304L、SUS316、SUS316L以外にもSUS329J4L、チタン
その他ご要望に合わせて幅広い材質に対応致しますので、お問い合わせください。
配管用 溶接鋼管(乱尺、短管も対応可能です)
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一般的に溶接鋼管を購入する場合は、定尺(5.5M/や6M)での購入となる場合が多いと思います。しかしながら、実際に現場で使用する際は、もう少し短いものでよかった・・ということもあるのではないでしょうか。
ベンカン機工では、お客様の必要な長さで溶接鋼管を製造し供給することが可能です。
納入事例として、プラント現地にて配管部材(エルボ等)の取替工事を行う際、エルボではなく鋼管側をおよそ100-200mm程度カットし、そのカットした部分を補うために、短管が必要となるケースがあるということで、当社より短い溶接鋼管を納入いたしました。
更にはそれら鋼管の開先加工についても対応しております。一般的な形状のみならず、特殊開先形状を施した上で納入した事例も数多くあります。(形状図等で、事前のお打合せが可能です。)
法規対応の溶接も可能、もちろん法規対象外製品も数多く納入しております。
細かい対応ができることが強みですので、お困りごとがございましたら、当社の営業担当までお気軽にお問い合わせください。
バフ仕上げ研磨を施した溶接式管継手
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バフ研磨は、管継手製品では主にステンレス鋼の製品に対しておこなわれます。効果としては、成形工程による凹凸の除去の他に、意匠、付着物の吸着低減、圧力損失による流体抵抗の低減等が期待できます。
製品の内面、外面ともに対応が可能です。
対応可能サイズについては別途お問い合わせください。
サンプル製品は、それぞれバフ200番、300番、400番、600番の製品を比較しております。
【事例紹介】建築の空調設備配管向け 大径めっき製品
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大きな製品となると、お客様が現地で周溶接をする際にも、目違い等の管理に気を遣われることが多いですが、ベンカン機工では多数の大径製品を製造している実績から、高い精度での製品製造が可能です。
お問い合わせ
※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。
株式会社ベンカン機工