EVやPHEVに使用されるパワーデバイスや生成AIの演算に用いられるAIチップの放熱対策は十分ですか!製品の環境性能と信頼性を高めるためには、放熱材料の熱伝導率を把握しなければなりません。
例えば、パワーデバイスの放熱や次世代半導体材料として注目されているダイヤモンドは、熱伝導率が高いため、従来の装置では熱伝導率の測定のために厚い試料の作成が必要でした。自動車関連、航空宇宙関連に使用されるCFRPは、材料自体の構造が複雑なため、熱伝導率の測定が困難でした。
本機なら、ほとんど全ての材料の熱伝導率が測定できます。
想定活用例:
・厚み方向と面内方向の熱伝導率異方性測定
・熱伝導率分布測定(TA35)
・温度を変えた熱伝導率の測定(オプション)
・薄くて熱伝導率の高い材料の測定
・放熱材料の開発のための熱伝導率測定
測定対象例:
・半導体材料(SiC、GaN、GaO、ダイヤモンド等)
・電子基板回路材料(ガラエポ、ポリイミドシート、AlN、SiC等)
・放熱材料(グラファイトシート、Al、Cu、ダイヤモンド等)
・複合材料(GFRP、CFRP、各種TIM、高熱伝導性樹脂等)
基本情報
【特徴】
〇熱拡散率、熱伝導率が測定可能※1
〇スポット加熱のため、測定試料の大きさを比較的小さくすることが可能です。
〇試料は最小サイズ□10mm 以上確保できれば、外形は自由です。
〇非破壊試験のため、他の測定で使った試験片でも対応が可能です。
〇赤外線を検出するため、試料の表裏面にカーボンスプレーを塗布します。※2
※1熱伝導率を測定する際は別途比熱と密度が必要です。
※2素材によりますが、エタノールで洗浄可能です。
価格情報 | サーモウェーブアナライザ TA33 異方性測定 1,400万円 サーモウェーブアナライザ TA35 異方性測定、マッピング測定 1,600万円 ※税及び納品費用別途。 ※オプション品は別途お問い合わせください。 ☆☆比較的に安価にお求めいただける定常法熱伝導率測定装置SS-H40もご用意しております。☆☆ |
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価格帯 | 1000万円 ~ 5000万円 |
納期 |
お問い合わせください
※ 4か月 |
型番・ブランド名 | TA33/35 |
用途/実績例 | ☆彡2024年経済産業大臣賞受賞 グラファイトシートの熱拡散率の測定方法についての規格JIS R 7240の制定に貢献 想定活用例: ・厚み方向と面内方向の熱伝導率の違いを測定する。 ・場所ごとの熱伝導率の違いを測定する。 ・温度を変えて熱伝導率を測定する。 ・薄くて熱伝導率の高い材料を測定する。 ・放熱材料の開発のために測定する。 ※装置販売と依頼測定の両方に対応しております。 測定対象例: ・半導体材料(Si、SiC、GaN、GaO、ダイヤモンド等) ・電子基板回路材料(ガラエポ、ポリイミドシート、各種金属、AlN、SiC等) ・放熱材料(グラファイトシート、アルミニウム、銅、ダイヤモンド等) ・複合材料(GFRP、CFRP、各種TIM、高熱伝導性樹脂) |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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TA33 | 厚み方向および面内方向の測定が可能 |
TA35 | TA33の機能に加え、マッピング測定が可能 |
ヒーターオプション | 室温~300℃まで試料温度が変えられます。 |
詳細情報
・厚み方向および面内方向の熱伝導率が測定できる。
・マッピング測定ができる。
・周期加熱方式としては初めて非接触測定を実現。
※詳細はお問い合わせください
他の測定方法では困難です。
是非ご相談ください。
※詳細はお問い合わせください
グラファイトシートのような面内方向に高い熱伝導率を持つ試料でも測定が可能です。
※詳細はお問い合わせください
※詳細はお問い合わせください
特に薄い試料の場合他社の測定装置では測定困難です。
※詳細はお問い合わせください
サーモウェーブアナライザならこのような試料も測定可能です。
※詳細はお問い合わせください
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