○広がる30番コンパクトマシニングセンタの世界○
「もっと大きなワークを30番で」
30番マシンの加工領域の常識を変えるマシニングセンタが登場しました。
圧倒的な高生産性の精神を受け継ぎ,新たな加工領域への挑戦が始まります。
さらに広がる「この工程もブラザー」
■大ストローク X1000mm Y500mm
今までの30番マシンではできなかった大物ワークの加工が可能になりました。 また、機械構造を一新し、高い剛性を実現しています。
■高生産性
高速工具交換や、工具交換と同時に各軸の位置決めを行う同時動作制御など、ブラザー独自の技術により、高い生産性を発揮します。
■高信頼性
XYのテレスコカバーを山形にして切粉を流れやすくしたり、チップシャワーポンプを2機設置して流量を倍増することで、切粉の排出性が大幅に向上しています。
※政省令(輸出令/外為令)の変更に対応した製品となります。 S1000X1との相違点は政省令への対応のみで、その他の機能変更はございません。
基本情報
『基本仕様』
■主軸最高回転数(min-1)
10,000
10,000高トルク(オプション)
16,000(オプション)
■移動量(mm)
X 1,000 Y 500 Z 300
■工具本数(本)
14/21
■早送り速度(m/min)
X/Y/Z 50/50/56
■所要床面の大きさ(mm)
2,410×2,442
■BT二面拘束仕様(BIG-PLUS)
オプション
■クーラントスルースピンドル(CTS)
オプション
型番・ブランド名 | S1000X1N |
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用途/実績例 | 『ターゲットワーク例』 【自動車部品関連】 【二輪車部品関連】 【一般機械】 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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S1000X1N | ■主軸最高回転数(min-1) 10,000/16,000(オプション)/10,000高トルク(オプション)■工具本数(本) 14/21 |
詳細情報
X軸、Y軸の移動量と加工エリアを拡大することにより、従来の30番マシンでは対応できなかった大物ワークの加工、大型治具の搭載ができるようになりました。
幅、奥行きとも広い治具エリアを持っているので、大型治具の搭載が可能です。また、用途に応じて最大350mm高さまでのハイコラム(オプション)を用意しています。
ベース、コラム、テーブル等の基幹部品は数値解析により専用に設計し、高い剛性を確保しました。
《コラム》 Y軸移動量拡大に合わせて、リブ構造の見直しやコラム幅の拡大により高剛性化を実現。
《テーブル》 ガイドスパンの拡大、テーブル全領域でたわみを抑制する構造を採用し、大型治具の搭載に対応した高剛性テーブル。
《ベース》 リブ構造の見直し、ベースプレート間の拡大などにより高剛性化を実現。
連動式の両開き扉を採用。広い扉開口幅により作業性を向上させています。
加工エリアの拡大に合わせて切粉の排出性を向上させています。また、エアアシスト式ツール洗浄など様々な信頼性向上のための機能も搭載しています。