【ニュース 2023/9/27 】紙での契約に問題を感じつつも、電子契約に移行するには多大な労力を要するため、紙での契約を継続
◆約8割が紙での契約に問題ありと回答 リーテックス株式会社は9月21日、ゼネコンの営業担当者300人を対象とした「建設業界における紙での契約の問題点」の調査結果を発表しました。 調査の結果、約8割の人は紙媒体での契約に問題があると回答しました。 具体的な問題点は、「保管場所が必要」「探している書類がすぐに見つからない可能性がある」「紛失・盗難の恐れ」「工数削減にならない」「印紙代が必要」などでした。 また、過去の契約書を探すのに、1日~数日以上かかると回答した人は3割にのぼりました。さらに、約6割は紙の契約書を無くした経験があると回答し、そのうち約7割の経営者がトラブルに発展したと回答しています。 ◆慣れや仕組みを簡単に変えられない それでも紙媒体での契約を継続する理由は、「紙での契約に慣れているから」が最も多く39.3%、次いで「業界的に電子契約が難しい」が34.7%などとなりました。 この結果、建設業界では過去に書面化を義務づけられていたこともあり、紙での契約に問題を感じながらも慣れや仕組みを簡単に変えられず、電子契約に移行できないということがわかりました。
◆約8割が紙での契約に問題ありと回答 リーテックス株式会社は9月21日、ゼネコンの営業担当者300人を対象とした「建設業界における紙での契約の問題点」の調査結果を発表しました。 調査の結果、約8割の人は紙媒体での契約に問題があると回答しました。 具体的な問題点は、「保管場所が必要」「探している書類がすぐに見つからない可能性がある」「紛失・盗難の恐れ」「工数削減にならない」「印紙代が必要」などでした。 また、過去の契約書を探すのに、1日~数日以上かかると回答した人は3割にのぼりました。さらに、約6割は紙の契約書を無くした経験があると回答し、そのうち約7割の経営者がトラブルに発展したと回答しています。 ◆慣れや仕組みを簡単に変えられない それでも紙媒体での契約を継続する理由は、「紙での契約に慣れているから」が最も多く39.3%、次いで「業界的に電子契約が難しい」が34.7%などとなりました。 この結果、建設業界では過去に書面化を義務づけられていたこともあり、紙での契約に問題を感じながらも慣れや仕組みを簡単に変えられず、電子契約に移行できないということがわかりました。