中央ビルト工業株式会社

音声入力点検結果報告書作成システム導入で構造物点検業務を効率化/

最終更新日: 2023-01-17 10:55:16.0
【ニュース 2023/1/16 】手書きによる記録漏れを防止し、作業後のデータ入力作業時間を20%削減。

◆アドバンスト・メディア、首都高技術、長岡高専が共同開発

株式会社アドバンスト・メディア(以下、アドバンスト・メディア)、首都高技術株式会社(以下、首都高技術)、長岡工業高等専門学校(以下、長岡高専)の3者は1月11日、「音声入力による点検結果報告書システム」を共同開発したと発表しました。

3者は同システムの関連技術における特許を共同出願しています。

今回のシステムは、アドバンスト・メディアのAI音声認識AmiVoiceと、長岡高専が開発していた音声入力対応型点検システムを組み合わせて開発されたものです。

紙ではなくICT端末を利用することで、手書きによる記録漏れの防止と、作業後のデータ入力作業時間の削減を実現しました。また、現場での試行導入によるシステム改修も繰り返し行われました。

◆報告書の品質も向上

首都高技術では2022年4月から同システムを本格導入し、首都高速道路全路線の年2回の日常点検に利用しています。これにより、業務の効率化・高度化が可能となり、報告書の品質も向上したとし、今後は作業時間の約20%短縮も見込んでいます。

基本情報

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