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田中制震構造研究所、世界初の「3D振動減少装置」を開発/

最終更新日: 2023-09-12 11:13:32.0
【ニュース 2023/9/12】3D振動減少装置と建物を一体化させ、有害な振動を全方向で大幅減少

◆特許取得、振動減少効果実証済み

株式会社田中制震構造研究所は様々な振動の問題を解決するため、世界初の「3D振動減少装置」を開発しました。

「3D振動減少装置」とは、独自技術で3次元のタテ・ヨコ・斜めの振動を常に減少させる装置で、振動減少予測解析システムと共に提供されます。

既に2件の実験的特許を取得し、2020年8月にはNEXCOの高速道路トンネル上部の施設に設置した4機が地下高速道路トンネルからの交通振動を大幅に減少させました。この結果、近隣住民からの振動クレームが激減しました。

◆軽量・コンパクトで全方向に振動減少効果を発揮

一般的な建物等の振動減少装置(制振装置)は、振動を低減する「重り」となるため、重量が数トン以上、体積が数メートル以上と巨大で、全方向からの振動にも対応できません。

これに対し「3D振動減少装置」は、重さが0.3~0.5トン、高さ30cm、タテ×ヨコが約1m×1mとコンパクトで軽量です。加えて、「3D振動減少装置」と建物自体を一体化させることで、一般の大型振動減少装置よりも優れた振動減少効果を全方向に発揮します。

基本情報

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用途/実績例 上記、関連リンクをご覧ください。

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