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ムンバイ湾横断道路建設事業のインド最長「海上道路橋」が完成/

最終更新日: 2024-01-30 14:22:39.0
【ニュース 2024/1/30】ムンバイ市とムンバイ湾を挟むナビムンバイ市との移動時間を大幅短縮

◆総延長約22km
株式会社IHIインフラシステム(以下、IIS)は2024年1月19日、インドのゼネコン最大手Larsen & Toubro Limited(L&T)社との共同事業体で建設していたムンバイ湾横断道路建設事業の海上道路橋が完成し、1月12日に開通式が行われたと発表しました。

同海上道路橋は、インド・ムンバイ都市圏の半島側にあるムンバイ市中心部セウリからムンバイ湾を通って東郊のナビムンバイ市を結ぶ総延長約22kmの橋でインド最長です。
同事業のうちIIS-L&Tは、セウリ起点約10kmの海上道路橋の建設工事を担当し、IISは同国で初採用された重防食塗装による鋼床版箱桁の製作や輸送などを行いました。

◆ムンバイ都市圏の経済成長に寄与
インド経済の首都ムンバイ市と、港湾の拡張や新空港の建設が予定されているナビムンバイ市とのアクセスはムンバイ湾沿岸の道路と鉄道各一本に限られ、インフラの整備が喫緊の課題でした。

今回の海上道路橋の完成により、両市では移動時間が大幅に短縮され、ムンバイ都市圏の連結性や経済成長を高めるとともに、交通渋滞の緩和で大気汚染の軽減なども期待されています。

基本情報

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