ランスモント社の衝撃試験装置 『スタンダード シリーズ』は、テーブル (試験台) のサイズが 15x15 cm から 152x160 cm までの汎用的な衝撃試験をおこなえるモデルを取り揃えています。
【Model 152/160 の特長】
Model 152/160 は、特大サイズの試験品を対象とした衝撃試験装置です。152 x 160 cm のテーブル (試験台) を電動ホイストで上昇/下降させ、設定した高さから落下させます。
【タッチテスト ショック コントローラ TTS2】
衝撃試験装置には、TTS2 コントローラが標準装備されています。7インチのカラータッチスクリーン上に表示されるメニューを指で押しながら、試験機本体を操作します。
【テストパートナー TP4】
衝撃パルスの加速度波形は、別売の計測器『テストパートナー』シリーズ TP4 を使用して測定します。TP4 は、専用ソフトウェアがインストールされた市販のPCとLANケーブルで接続されており、加速度センサーからの信号を取り込んで、加速度波形とそこから得られる主要な測定値を自動的に演算表示します。
基本情報
【Model 152/160 性能仕様】
■ テーブルサイズ: 152 (W) x 160 (D) cm
■ 最大加速度: 450 G (4500 m/s2)
■ 最小作用時間: 2.5 msec (正弦半波)
■ 最大速度変化: 6.1 m/s
■ 衝撃波形: 正弦半波, 台形波, のこぎり波
■ 最大搭載重量: 772 kg
【Model 152/160 設置仕様】
〇 電源:
本体 200V 三相 (8A)
コントローラ 100V 単相 (3A)
〇 ニューマチック:
窒素ガス 15.2 Mpa, 155 kg/cm2
圧縮エア 0.62 Mpa, 6.3 kg/cm2
〇 フィジカル:
底面 250 (W) x 160 (D) cm
全高 310 ~ 330 (H) cm
重量 8600 kg
価格帯 | 5000万円 ~ 1億円 |
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納期 |
お問い合わせください
※ 7ヶ月 ~ 8ヶ月 |
型番・ブランド名 | Model 152/160 |
用途/実績例 | 国際的な工業試験規格に対応! |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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15D | 最大加速:2000 G テーブルサイズ:15 × 15 cm 最大搭載重量:18 kg テーブル材質:マグネシウム 最大速度変化:7.3 m/s (11.5 m/s) |
23D | 最大加速:2000 G テーブルサイズ:23 × 15 cm 最大搭載重量:18 kg テーブル材質:マグネシウム 最大速度変化:7.3 m/s (11.5 m/s) |
15 | 最大加速度:5000 G テーブルサイズ:15 × 15 cm 最大搭載重量:36 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:7.3 m/s (11.5 m/s) |
23 | 最大加速度:5000 G テーブルサイズ:23 × 23 cm 最大搭載重量:36 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:7.3 m/s (11.5 m/s) |
65/81 | 最大加速度:600 G テーブルサイズ:65 × 81 cm 最大搭載重量:227 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:7.3 m/s |
65/81D | 最大加速度:600 G テーブルサイズ:65 × 81 cm 最大搭載重量:227 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:8.1 m/s |
95/115 | 最大加速度:600 G テーブルサイズ:95 × 115 cm 最大搭載重量:454 kg (1134 kg) テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:7.3 m/s |
95/115D | 最大加速度:600 G テーブルサイズ:95 × 115 cm 最大搭載重量:454 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:8.1 m/s |
122 | 最大加速度:600 G テーブルサイズ:122 × 122 cm 最大搭載重量:454 kg (1134 kg) テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:7.3 m/s |
152/122 | 最大加速度:450 G テーブルサイズ:152 × 122 cm 最大搭載重量:454 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:6.1 m/s |
152 | 最大加速度:450 G テーブルサイズ:152 × 152 cm 最大搭載重量:907 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:6.1 m/s |
152/160 【閲覧中】 | 最大加速度:450 G テーブルサイズ:152 × 160 cm 最大搭載重量:772 kg テーブル材質:アルミニウム 最大速度変化:6.1 m/s |
詳細情報
テーブルのデザイン設計の良し悪しは、衝撃試験機の性能に大きく影響します。ランスモント社では、十分な剛性を確保した上で、テーブルができるだけ軽量となるように設計しています。テーブルが重すぎると、試験機の性能の制約になったり、衝撃パルスに歪みや高周波ノイズが発生しやすくなります。
テーブルが落下すると、衝撃による大きな動的エネルギーが発生します。このエネルギーを減衰させるため、衝撃試験機には、「サイズミックベース」と呼ばれるエアマウント付きの大きなスチール製のマスが標準で組み込まれています。 設置床面から漏れて周囲に伝達する衝撃をさらに低減させたい場合は、強力なエアバッグや多数のダンパーでサイズミックベースを保持する「低周波アイソレーション」や「フローティング サイズミックベース」といったオプションもご用意しています。
テーブルの下やサイズミックベース上に取り付けて、衝撃パルスの加速度と作用時間を調節します。衝撃波形の種類や作用時間の長さによって、以下のプログラマーを使い分けます。
● 正弦半波
〇 ショート デュレーション ( ~ 3 ms ) : フェルト, ガスケット, デルリン
〇 ロング デュレーション ( 4 ms ~ 数10 ms ) : エラストマー
〇 超ロングデュレーション ( 数10 ms ~ 100 ms 以上 ) : OFGP
● 台形波 : 窒素ガスシリンダー
● のこぎり波 : 鉛製リードコーン
速度変化を大きくするためのオプションです。
一般に、速度変化は落下高さに比例して大きくなりますが、設置場所の天井高さの制約等があるので、試験機を高くするには限界があります。そこで、テーブルにバンジーコードを引っ掛けて強制的に加速し、衝突速度を大きくします。
速度変化を小さくして、低いレベルの加速度を発生させるためのオプションです。
テーブルの落下高さが10 cm 未満になると、落下高さの値が安定せず、衝撃パルスの繰り返し精度が悪くなります。そこで、 2本のエアシリンダーで衝撃テーブルの両端を下から軽く支えることで、落下高さが10 cm 以上であっても、衝突速度が小さくなるようにします。
10,000 Gより大きな加速度を発生させるためのオプションです。
衝撃テーブルの上に固定して使用します。試験品は、4本のスプリングで吊られているDMSAのテーブルに取り付けます。DMSAは、以下の4種類を取り揃えています。
テーブルサイズ 最大加速度 搭載重量
11.4 x 13 cm 100,000 G 1 kg
12.7 x 13 cm 50,000 G 1 kg
11.4 x 15.2 cm 30,000 G 2 kg
15.2 x 22.9 cm 20,000 G 3 kg
試験品をテーブル上に固定するためのオプションです。
軽量のアルミ製のバー、ねじロッド、早締めナットから構成されています。2本のねじロッドをテーブルのボルト穴にねじ込み、その間に試験品を置いて、アルミ製のバーで上から押さえて固定します。
アルミ製のバーとねじロッドは、長さの異なるものがそれぞれ3~4種類含まれています。アルミ製のバーには溝が切られているので、試験品の大きさに応じて押さえる位置を自由に変えられます。
衝撃試験を効率的におこなえるよう、使いやすさを重視して設計された卓上タイプのコントローラです。試験機本体のすべての操作・パラメーター設定は、高解像度LCDタッチスクリーンから指1本で簡単に操作できます。
操作画面は、シンプルに分かりやすくデザインされています。コントローラを起動したら、落下高さ等の設定値を手早く確認・修正して、試験を始めることができます。
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