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【電着塗装とは?基礎知識5-2】工程紹介(表面調整~電着塗装) 

最終更新日: 2024-02-27 16:58:09.0
今さら聞けない!表面調整~電着塗装までの前処理工程を解説致します。

電着塗装とは?基礎知識5-2 工程紹介

今回は表面調整~電着塗装を解説いたします。
1脱脂
2水洗
3超音波水洗
4表面調整 ←今回はここから
5リン酸亜鉛化成被膜
6水洗
7電着塗装 
8水洗 ←ここまで
9乾燥焼付

4 表面調整・5リン酸亜鉛化成被膜処理
ワーク表面を綺麗な状態にした後は、表面の調整を行います。
リン酸亜鉛皮膜は、リン酸亜鉛による結晶質の皮膜です。この皮膜の結晶を緻密にして、表面の調整を行っていきます。結晶の隙間に入り込むようにして塗膜が形成されるので、塗膜の密着性が向上させる為の重要な工程です。また小さな結晶によって覆われているため、リン酸亜鉛処理をした製品の見た目は、艶消しの灰色で触ると若干程度ザラザラした感触になります。

6 水洗
リン酸亜鉛皮膜を表面に生成後、綺麗に水洗を行います。ここまでが電着塗装の準備段階です。

7 電着塗装
ようやくカチオン電着塗装工程です。ワークに合わせた専用治具と電着条件にて塗装を行います。

8 水洗
電着塗装時に付着した余分な塗料を綺麗に洗い落とします。

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基本情報

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二葉産業株式会社  WEB担当 藤原
TEL 052-739-0661 FAX 052-739-0666
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|カチオン電着塗装|
SPCC標準板にて(前処理リン酸亜鉛処理(ディッピング))
■色:7分艶黒色
■耐食性(SST):840h
■硬度:2H以上
■最大寸法:幅3,000mm ×長さ1,500mm × 奥行400mm
■最大重量:250kg
■塗装可能素材: 鉄 アルミ メッキ(溶融亜鉛・亜鉛メッキ等) ボンデ鋼板 亜鉛鋼板 銅 ステンレス 等
素材に合わせて最適な条件で自動塗装が可能。

|絶縁電着塗装|
■機能:絶縁被膜、絶縁コーティング
■業界:自動車(EV向け) 電子部品 半導体 フープ材 等
■推奨膜厚:35~50μm
■メイン樹脂:特殊変性ノボラックエポキシ樹脂
■推奨焼付温度:90~230℃×20~60min以上(被塗物温度)
■耐熱性:270℃

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