自動車メーカー様より、「自動車用ガラスマークの目視検査工程で、作業者による目視チェックのモレ防止(ポカヨケ)をしたい。」とのご要望をいただきました。
ガラスマークの目視チェックが確実に行われたことを確認できるようにするため、「インクが付着しないペンでガラスマークをチェックした(ガラスに接触した)際に、作業実績を無線発信する」仕組みを開発しました。
仕組みを開発するにあたり、お客様の生産現場で既に利用しているTW-800シリーズの受信機と通信出来るよう、チェックペンSの機構を流用しつつ、以下の技術的工夫をしました。
【詳細】
(1)インクが付着しない専用ペンを製作する。そのペン先は、ガラスに接触してもガラスに傷がつかないように、柔らかい素材ペンを採用する。
(2)チェックペンSのパイプに専用ペンを格納すると共に、専用ペンのペン先を傷めないようにキャップを付ける。
(3)作業者が目視チェック作業を行いやすいよう、作業者の首からチェックペンSを吊り下げることができる構造とする。
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