CRIR E1二酸化炭素(CO2)センサは、単一チャンネルの非分散赤外線(NDIR)センサです。CRIR E1内には、一端に赤外線光源を持つセンシングチャンバー、もう一端に光フィルターを持つ検知器で構成されています。
光源は、CO2吸収バンドを含む波長の放射線を放射します。フィルターは、CO2の存在を感知しない波長をブロックすることで、選択度と感度を向上させます。光がセンシングチャンバーを通過するとき、CO2が存在すれば一部が吸収されます。光源から放射された光と検知器が受け取った光との差をCO2濃度値に変換できます。
■主な特長
• 小型
• 通常の屋内用途でのメンテナンスフリー
• 長期安定性の向上
• 高精度:±50PPM ±5%の読み
• 測定データの再現性
• 製品への組み込み性
基本情報
対象ガス:二酸化炭素 (CO2)
動作原理非分散赤外線 (NDIR)
標準レンジ:400 ppm ~ 2000 ppm 最大 5000 ppm 範囲拡張
測定間隔:4秒
精度:±50 ppm ±5% 読み
代表的な応答時間 (T90):120秒以下
センサのウォームアップ時間:3分(標準)
再現性:97%以上
動作電圧: 4.5 V ~ 5.5 V( サージおよび逆接続に対する保護なし)
消費電流: 300 mA( ピーク値)30 mA(平均値)
アラーム出力オープンコレクタ:1000 ppm/800 ppm 平常時最大 100 mA
トランジスタは、CO2高濃度、またはセンサが故障したときにオープンとなる。
シリアルコミュニケーション:5 UART、Modbus プロトコル
使用温度範囲:0°C ~ 50°C
保存温度範囲::-40°C ~ 70°C
使用湿度:0 %RH ~ 90 %RH 結露無し
製品予想寿:10年間
保守性:通常の屋内使用ではメンテナンスフリー
重量:8g以下
外形寸法:33 mm x 22 mm X 11,2 mm (公差 ±0,5 mm)
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | 二酸化炭素(CO2)センサ CRIR E1 |
用途/実績例 | ■主な用途 • HVAC、デマンド制御換気 • 室内空気品質(IAQ)測定 • 空気浄化システム • スマート/IoT(Internet of Things)システム |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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CRIR M1 | 二酸化炭素(CO2)センサ、400ppm~2000ppm、最大10000ppm範囲拡張 |
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