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EVバッテリー試験-セパレータフィルムの試験

最終更新日: 2023-06-01 14:37:54.0
リチウムイオン電池の重量の軽量化とエネルギー密度の改善に役立つ安全性と強度に優れたセパレータ材料の評価に必要な試験ソリューション

■突き刺し試験
セパレータフィルムの突き刺し試験は、電池のライフサイクル全体を通じて、各セルの安全性と
長寿命性を確保する上で重要です。フィルムは、長期使用によって形成される樹状突起からの
穿刺に耐える、十分な強度を備えていなければなりません。このアプリケーションでは、試験片の
適切な緊張を確保し、上部接触子を正しくアライメントすることが重要です。この試験の手順は、
EN 14477およびASTM F1306と同様です。
■引張試験
引張試験は、電池の製造中および使用中に起こるすべての機械的操作にセパレータフィルムが
耐えられることを確認する目的で使用します。再現性と生産性を確保し、試験前の試験片の破損を
防止するには、試験片の適切なアライメント、挿入、グリップ操作を確実に行う必要があります。
この試験の手順は、ASTM D882およびISO 527-3と同様です。

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基本情報

■摩擦係数試験
締め付けの強い巻線作業によって、セパレータフィルムと電極被覆の間で機械的負荷が発生します。
これら2つの表面間の摩擦係数を知ることが重要です。摩擦係数を正確に理解すると、製造時の巻線工程を適切に行うことが
できます。この試験のガイダンスにはISO 8295およびASTM D1894-14を使うのが一般的です。
■衝撃事象に対する穿刺抵抗試験
セパレータフィルムの材料選択は、電池の完全性を確保する上で欠かせません。機械的性能に問題があると、
内部短絡の可能性が高まり、熱暴走につながるおそれがあります。厚さと重量を減らしながら、最高の性能が得られる
材料を選ぶには、衝撃事象に対する穿刺抵抗の試験が極めて重要です。
■自動試験
インストロンの自動システムは、バッテリー試験をかつてないレベルの生産性で行うことができる試験機です。
電池の生産量が増え続けている現在、需要を満たすには生産性と効率性が極めて重要です。それぞれのアプリケーションで
推奨される装置と自動システムを併用することにより、オペレーターの負担を減らし、最適な結果を保ちながら生産性を
最大化することができます。

価格情報 お問い合わせください。
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 AT3自動試験システム、9450落錘式衝撃試験機、6800シリーズ万能材料試験機
用途/実績例 【ソリューション】
■セパレータフィルムの突き刺し試験
■セパレータフィルムの引張試験
■摩擦係数試験
■衝撃事象に対する穿刺抵抗試験
■自動試験

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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