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成形・コンバーティング安定のための水分測定のすすめ

最終更新日: 2024-05-20 09:23:17.0
プラスチック成形の安定・コスト削減には、材料や製品の「水分率」を把握することが大事です。「水分率」と「水分計」について簡単に解説

01.成形不良の削減・乾燥機の性能確認
水分計とは、プラスチック製品とその材料に含まれる微量水分を測定する機器です。水分計を使用することで材料乾燥度を一定化できる為、成形不良を予防できるだけでなく、樹脂乾燥装置の性能確認も出来ます。つまり、稼働コストの高い樹脂乾燥装置で発生する無駄を省くことも可能です。

02.高品質な成形に水分計
高品質な製品を成形するためには水分率の測定が重要となります。中でも、ポリアミド(PA)・ポリカーボネート(PC)・ポリエチレンテレフタレート(PET)・ポリブチレンテレフタレート(PBT)といった吸湿性樹脂の成形やマスターパッチなどの添加剤には材料乾燥が不可欠です。つまり"水分管理"も大変重要なのです。

03.水分計の必要性
水分計による樹脂の管理は製品品質に大きく貢献します。水分計の必要性は、材料の乾燥工程や成形に大きく影響を与えることはもちろん、成形品の強度・外観にも影響を与える可能性があります。その為、除湿式の材料乾燥機などで数十ppmのレベルで水分管理することをお勧めします。成形不良を防ぎ、高品質な製品の為に今や水分管理は欠かせないものとなっております。

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基本情報

=ISO-15512 E方式とカールフィッシャー式の比較=
■ISO-15512 E方式
◎メリット
・測定精度が高い(カールフィッシャー同等)
・ppmオーダーの微量水分測定が可能
・使用するサンプル量が多いので高精度&高再現性
・試験筒が大きので成形品の測定も可能
・使用するのは試薬と100V 電源だけで低コスト
・試薬は水酸化カルシウムなので管理が比較的容易
・付帯設備がなくコンパクトで持ち運びができる
・タッチパネルなので操作が簡単
× デメリット
・知名度が低い

■カールフィッシャー式
◎メリット
・測定精度が高い
・ppm オーダーの微量水分測定が可能
・知名度が高い
× デメリット
・窒素ガスなど大掛かりな付帯設備が必要
・測定場所が限られる
・特殊な試薬使用の為、測定者が限定される
・オペレーターの熟練度による再現性の相違が大きい
・試薬に有害物質が含まれるものもあり管理が難しい

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 ◎ポリマー用水分計とは?
プラスチック製品とその材料に含まれる微量水分を測定する機器です。水分計を使用することで材料乾燥度を一定化できる為、成形不良を予防できるだけでなく、樹脂乾燥装置の性能確認も出来ます。つまり、稼働コストの高い樹脂乾燥装置で発生する無駄を省くことも可能です。

詳細情報

09.jpg
材料別推奨乾燥 温度・時間

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10.jpg
推奨される水分測定のタイミング

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11.jpg
適正な水分管理をする利点

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12.jpg
水分計の種類

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13.jpg
カールフィッシャー方式とISO-15512 E方式の測定結果

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14.jpg
夏のプラスチック成形工場でのエネルギーの無駄

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15.jpg
成形工場における電気消費の割合

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16.jpg
季節で大幅に変化する絶対湿度

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17.jpg
水分率の見える化で乾燥環境を改善

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