上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
カタログ発行日:2020/09/24
受託包装試験サービス 当社は神奈川県藤沢市(湘南台)に包装試験設備を保有し、包装貨物が輸送中に受ける衝撃や振動に対して、どの程度耐えられるかの包装貨物評価試験をはじめ、製品脆弱性試験、貨物輸送再現試験をお客様のご要望によりお受けいたします。関連情報
JBLの受託包装試験サービス【リニューアルカタログ無料進呈中!】
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JBLの包装試験サービスの3つの強み:
1.試験設備:
JBLが保有する各々の試験機は、試験台の大きさを 1.2m ×1.2m に統一しています。 しかも、試験室内には大型の走行クレーンを完備。パレタイズされた大型の重量貨物の試験も安全かつ迅速におこなえます。
2.「メーカーフリー」のテストラボ:
JBLは特定メーカーとの系列関係を持たない「メーカーフリー」のテストラボです。お客様によっては、メーカー系列のテストラボで試験をおこなうことを躊躇されることがあるかもしれませんが、JBLについてはその心配はありません。
3.アクセスの良さ:
JBLの包装試験室は、神奈川県藤沢市に立地しています。最寄り駅である「湘南台駅」には小田急線 ・相鉄線 ・横浜市営地下鉄が乗り入れをしています。駅からは車で約5分です。
落下衝撃試験
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JBLが保有する衝撃試験機は、試験台サイズが国内最大級の1.2m×1.2m。最大400kg までの大型貨物を搭載することができます。衝撃波形は、正弦半波(ハーフサイン)と台形波の2種類から選べます。
加速度波形の測定用に、衝撃専用の波形記録装置を装備。 衝撃波形から瞬時に読み取られる ピーク加速度 ・作用時間 ・速度変化 の値を、波形と一緒にPC画面上ですぐに確認できます。
包装貨物への落下衝撃は、落下試験機を用いて自由落下させるほうが一般的ですが、衝撃試験機を用いる方法もあります。
JIS Z 0202 : 包装貨物-落下試験方法(方法B) ※方法Aには落下試験機による試験方法を記述しています。
衝撃試験機による落下衝撃が適しているのは、次のようなケースです。
・包装貨物の耐衝撃性を正確に評価したい時
・人手で持ち上げるには試験品が重すぎる時
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
自由落下試験
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JIS Z 0202 : 包装貨物-落下試験方法
JBLが保有する落下試験機は、試験品が落下姿勢を保ったままフラットに落下できることが特徴。試験機がリセットされるまでの動きや、設定した高さへの上下動もスピーディーで、試験サンプルが多くても快適に試験をおこなえます。
加速度波形の測定用に、衝撃専用の波形記録装置を装備。三軸加速度センサーの衝撃波形から瞬時に合成されたピーク加速度や作用時間の値を、波形と一緒にPC画面上ですぐに確認できます。
試験機の性能上、落下させることのできる試験品の重さは79 kgまで、最小落下高さは28 cmとなっています。 79 kg を超える重量物および28cm以下の高さからの落下試験については、以下の商品ページをご覧ください。
[包装貨物] 懸垂式自由落下試験
[包装貨物] 落下衝撃試験
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
製品衝撃強さ(ダメージバウンダリ)試験
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JIS Z 0119 : 包装及び製品設計のための製品衝撃強さ試験方法
緩衝設計を行う上で、対象となる製品の衝撃強度を正確に知ることは、
当たり前のようでいて、中々難しいようです。ダメージバウンダリ試験では、
製品の衝撃強度を 「限界速度変化」 と「限界加速度」 の2つのパラメーターに分けて考えます。
その上で、製品に正弦半波の衝撃を加えて「限界速度変化」を求め、次に台形波の衝撃を加えることで 「限界加速度」 を割り出します。
包装設計における緩衝計算は、流通過程で生じる 「落下高さ」 と
製品の 「限界加速度」 から緩衝材の厚みを決定することからスタートします。
ダメージバウンダリ試験をおこなうことで、後者の「限界加速度」 の値を
決定することができます。
尚、自社の製品が流通過程でどのくらいの高さから落下しているのかを正しく知ることにご興味があるお客様は、以下の商品ページもご覧ください。
輸送環境データ計測サービスを参照ください。
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
ランダム振動試験
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JIS Z 0232 : 包装貨物-振動試験方法
ランダム振動は、正弦波よりも、実際の輸送環境に近い振動を発生させることができます。 そのために、PSD (加速度パワースペクトル密度)と呼ばれる周波数と加速度実効値の組み合わせにより、振動を定義します。
ランダム振動試験では、このPSDの形状が重要です。 多くの試験規格では、
自社製品の輸送環境を反映したPSDを用いることが望ましい、とされていますが、自社の輸送環境をPSDデータとして把握しているのは、一部の大手メーカーに限られています。 したがって、ほとんどの場合、各々の試験規格にあるPSDの参考値でランダム振動試験をおこないます。
包装試験にランダム振動を取り入れることのメリットは、過剰でも過小でもない、適正包装を実現することです。 自社の輸送ルートのPSDにご興味があるお客様は、以下の商品ページもご覧ください。
輸送環境データ測定サービスをご参照ください。
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
振動試験 (正弦波)
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JIS Z 0232 : 包装貨物-振動試験方法
正弦波振動を用いた試験方法には、以下のようなものもあります。
・共振点検出 (探査、探索) : 包装貨物の緩衝材の共振周波数を調べたい、
という時に有用です。
・共振点固定耐久 : 共振点に周波数を固定して振動させます。
試験品に強いストレスをかけることができます。
・跳ね上がり振動 : 輸送中のトラックの荷台を模擬する古典的な試験方法です。
ランダム振動試験にご興味があるお客様は、以下の商品ページもご覧ください。
[包装貨物] ランダム振動試験を参照ください。
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
圧縮試験
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JIS Z 0212 : 包装貨物及び容器-圧縮試験方法
よくおこなわれるのは、圧縮試験機に段ボール箱をセットして上からじわじわと荷重を加えていき、座屈した時の圧縮荷重からその強度を調べる、というものです。倉庫で段積みされている時に想定される最大荷重と比較することで、段ボール箱の品質を判断する一つの指標になります。
圧縮試験によりパレットの品質を評価することもできます。
JIS Z 0602 : 平パレット試験方法
JIS Z 0612 : 一貫輸送用ボックスパレット試験方法
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
高速度カメラ検証
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従来は包装設計では、落下時に発生する破損の原因を推測しながら、
試作と評価を繰り返しおこなってきましたが、高速度カメラの導入により
破損原因を視覚的に確認する事ができ、的確な包装改良ができ、
包装設計期間の大幅な短縮が実現出来ます。
更にその結果を製品開発グループにフィードバックする事により、より良い製品設計も可能になります。
JIS Z 0602 パレット評価試験
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【パレット試験項目】
・パレット脚部圧縮試験
・パレット曲げ試験
・パレット下面デッキボード試験
・パレット落下試験
JBLは輸送試験の実績において国内を代表する企業であり、さまざまな業界の企業が最初に選ぶ企業です。
年間300件以上の輸送試験を実施しており試験計画の立案から試験報告書作成まで一貫してサポート致します。
包装試験、包装資材に関する専門知識と高度な技術で多くの企業から高い評価を受けています。
試験ご希望の方は是非とも当社へご相談下さい。
輸送環境データ計測サービス
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【概要】
包装貨物の流通過程における振動・衝撃および温湿度の環境変化を時系列にデーターを記録します。 3軸加速度、温度・湿度センサー・バッテリー・メモリーを内蔵しており、長期間の加速度・温湿度計測ができます。 包装設計の改善、緩衝材の研究・開発等の基礎データ計測に使用できます。
【設備】
・型式:IST EDR−3C
・衝撃値:〜200G (フィルター:500 )
・センサー: 加速度/温度/湿度
・温湿度:-40〜+70℃、0〜99%RH
・質量: 1Kg
ミューレン破裂試験
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試験片を締付板に締め付け、ゴム隔膜を介して加圧し、試験片が破れた時の最大圧力を読み取ります。 この破裂強さにより段ボールの材質が分かります。この試験は、主に段ボールの材質が仕様通りに製作されているか否かを評価する際に使用します。
別途段ボールの状態での圧縮強度測定については、以下の商品ページをご覧ください。
[包装貨物] 圧縮試験をご参照ください。
JIS Z 0212 : 包装貨物及び容器-圧縮試験方法
台形波衝撃試験
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JIS C 60068-2-27 : 環境試験方法-電気・電子-衝撃試験方法
JISのような公的な試験規格で定められたものだけではなく、個別の完成品メーカーが調達先の部品ベンダーに対して要求する独自の試験条件にも対応いたします。 JBLでは、台形波とSRS解析(衝突応答スペクトル)を組み合わせることにより、正弦波と等価な衝撃試験をおこなっています。以下は試験実績の一例です。
◆ HDD、BD / DVD / CDドライブのPCメーカー向け認定試験
◆ 車載部品の衝突試験
◆ リチウム電池の衝撃試験 (UN 38.3 : Lithium metal and lithium ion batteries)
JBLが保有する衝撃試験機は、試験台サイズが国内最大級の1.2m×1.2m。小型の電子部品から最大400kg までの大型製品を搭載することができます。
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
懸垂式自由落下試験
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◆JIS Z 0202 : 包装貨物-落下試験方法
JBLが保有する懸垂式自由落下試験は、大型の重量貨物に対する落下試験に適しています。最大荷重 1.5トンのホイストクレーンで試験品を所定の高さまで
吊り上げ、遠隔操作でホイストのフックを切り離すことで、試験品を
自由落下させます。
加速度波形の測定用に、衝撃専用の波形記録装置を装備。
三軸加速度センサーの衝撃波形から瞬時に合成された ピーク加速度や
作用時間の値を、波形と一緒にPC画面上ですぐに確認できます。
懸垂式落下試験機を用いて、ユニットロードの片支持落下試験を
おこなうこともできます。
◆JIS Z 0170 : ユニットロード-安定性試験
懸垂式自由落下試験の難点は、衝突時の姿勢をコントロールできないことです。
重量貨物をきれいに面で落下させたいとお考えのお客様は、
以下の商品ページをご覧ください。
[包装貨物] 落下衝撃試験
軽量の貨物の落下試験については、以下の商品ページをご覧ください。
[包装貨物] 自由落下試験
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
温湿度環境試験
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JIS Z 0203 : 包装貨物-試験の前処置
試験ではなく前処置(英語では conditioning )と呼ばれ、振動 ・落下 ・衝撃 ・圧縮といった他の環境試験をおこなう際の下準備、という位置付けになっています。
JBLが保有する恒温恒湿器は、-20℃以下の極低温を除き、ほとんどの輸送環境における温湿度を再現します。槽内のサイズは1000(W) x 1000(H) x 800(D) mm、大きめの段ボール箱が丸ごと入るくらいの大きさです。
大手メーカーの自社規格の中には、梱包状態の製品に温湿度環境試験をおこなってから、製品の動作チェックをおこなう、というものも見られます。
包装貨物の試験規格で、温度試験を取り入れている珍しい例は、米国のISTAです。 ISTA 7D では、あくまでも振動や落下衝撃と組み合わせたシーケンス試験の一部としてではありますが、温度試験が定義されており、全部で12個の温度プロファイルの中から選べるようになっています。
◆JBL包装試験場:ISTA(国際安全輸送協会)認定 _ 2010年12月より
包装仕様見直しによるコスト削減支援サービス
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当サービスでは、上記の問題を解消する為、この分野で15年以上の経験があり、専門知識を持ったスタッフが包装仕様の見直しを行い、コスト削減のご支援を致します。
パソコン周辺機器や精密医療機器、軽量物~重量物まで様々な製品の包装設計経験を活かし、迅速かつ最適な設計を行います。お客様の包装業務の負担を軽減いたします。
ご希望の方は下記へ問い合わせ下さい。
◆連絡先・担当者:0466‐41‐0262(石井(勇))/0466-41-0264(石井(輝))◆
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日本ビジネスロジスティクス(JBL)株式会社 藤沢北事業所