トリフラート触媒は強塩基が含まれていないため、中性~弱酸性下で反応が進行します。したがって、塩基性条件下で不安定な環状ケトンやフェナシルクロリド、α-ヒドロキシアセトフェノンなどの不斉水素化に有用です。
カタログ発行日:2022/04
改良型不斉還元触媒&トリフラート触媒
■改良型不斉還元触媒
光学活性なトシルジアミンを配位子とする不斉ルテニウム錯体は、ケトン類の不斉還元触媒として非常に有用ですが、かさ高い基質に対しては十分なエナンチオ選択性が得られない場合もございました。
関東化学ではスルホニル基を改良した不斉還元触媒がかさ高い基質に対して、高いエナンチオ選択性を発現する改良型不斉還元触媒を販売しております。
■トリフラート触媒
アレーン配位子、トシルジアミン配位子をもつ水素移動型不斉ルテニウム触媒に解離性のアニオン配位子を導入することで水素が活性化され、水素移動型不斉還元触媒よりも高効率でケトン類の不斉水素化反応を行うことができます。
トリフラート触媒は強塩基が含まれていないため、中性~弱酸性下で反応が進行します。したがって、塩基性条件下で不安定な環状ケトンやフェナシルクロリド、α-ヒドロキシアセトフェノンなどの不斉水素化に有用です。
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関連情報
トリフラート触媒は強塩基が含まれていないため、中性~弱酸性下で反応が進行します。したがって、塩基性条件下で不安定な環状ケトンやフェナシルクロリド、α-ヒドロキシアセトフェノンなどの不斉水素化に有用です。
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関東化学株式会社 バイオケミカル部