クロスカップリング反応は有機合成化学において有用な方法の一つであり、医農薬、生物活性物質、有機エレクトロニクス材料と幅広い分野で使用されております。
最終更新日:
2023-06-01 09:49:54.0
カタログ発行日:2023/4
直接的クロスカップリング反応用ニッケル触媒(Ni-dcype)
関東化学では、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の伊丹健一郎教授、早稲田大学 理工学術院の山口潤一郎教授らによって開発されたニッケル触媒(Ni-dcype)を販売しております。
本触媒を用いることでヘテロ化合物と、フェノール誘導体、芳香族エステル、エノール誘導体、または不飽和エステルそれぞれとのカップリング化合物を、高効率で合成することができます。
【特長】
■従来では不可能であった組み合わせのカップリング反応が可能
■有機金属反応剤や有機ハロゲン化物を使用しないため環境負荷が少ない
■希少金属であるパラジウムを使用せずユビキタスなニッケルを使用
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関東化学株式会社 バイオケミカル部