金属材料の多くは、製造プロセスや加工によって結晶の向きが特定の方向に
揃う性質があります。
結晶の向きが揃った状態は配向や集合組織と呼ばれ、同じ組成の材料でも、
配向性が異なると強度などの機械的性質が変化します。
そのため、機械的性質とともに、材料の配向性を把握することが必要。
配向の特性を利用した材料は、耐久性や加工性向上などのメリットがあり、
航空機のタービン翼や自動車部品などに応用されています。
【極点測定 特長】
■結晶がどの方向にどの程度揃っているかという配向性の評価手法
■X線回折装置では、回折角度を固定し、試料をステージ上で回転して
回折強度分布を測定
■分布図は極点図と呼ばれる
■回折強度が高い方向に結晶の向きが揃っていることがわかる
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【Al合金の極点測定 特長】
■極点図において、板厚20mmは回折強度が全体に一様であるのに対し、板厚5mmおよびアルミ箔は
回折強度が高い領域がスポット状に観測されており、配向した状態であることがわかる
■強度プロファイルから、アルミ箔は、板材に比べてシャープなピークが観測されており、
配向性が高いことがわかる
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用途/実績例 | 【こんな場面にご利用ください】 ■圧延加工による集合組織の評価 ■高配向材料の結晶方位の解析 ■3Dプリンター材料の配向状態の評価 ■熱影響による組織変化の観察 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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