川重テクノロジー株式会社

騒音評価技術その2

UPDATE   最終更新日: 2024-12-16 08:32:49.0
エンクロージャによる低騒音化と当社保有の遮音および吸音に必要な評価技術をご紹介。目的に応じた騒音評価と最適な騒音対策をご提案。

騒音を拡散させない:エンクロージャの技術のご紹介。

【低騒音化検討手順】
・騒音源の音響特性(騒音の大きさ、周波数特性など)を計測により取得。
・計測した音響特性と騒音許容値から騒音低減目標値を設定。
・囲う材料の遮音性能および吸音性能を取得。
・取得した材料情報を用いて、設定した騒音低減目標値を満たす材料およびエンクロージャを検討。
・完成後、騒音低減効果を確認

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

基本情報

【エンクロージャの検討事例】
■問題設定:遮音材料の遮音性能、吸音材料の吸音性能、開口部の遮音性能を変更して、10dB騒音低減できるパラメータを検討。
■初期検討:当該騒音が壁面(遮音材料+吸音材料)および開口部それぞれから外部へ伝播する騒音エネルギを、面積と遮音性能を用いて計算。
■改良検討:開口部の音漏れ対策および内部の騒音低減。

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用途/実績例 【用途】
 近年、環境問題に対する意識の高まりを背景に、様々な機械の低騒音化が求められています。代表的な騒音対策には以下が挙げられます。

(1)騒音を越境させない:防音壁の技術
(2)騒音を拡散させない:エンクロージャの技術
(3)排気騒音を低減する:消音器の技術
(4)振動を低減する:防振材や制振材の技術

今回のテーマは「(2)騒音を拡散させない:エンクロージャの技術」についてです。エンクロージャは、ガスタービン、圧縮機、プラントなど地上設備の騒音対策によく使われる方法です。当社が有する低騒音化検討に必要な遮音および吸音の技術を中心に、検討事例とともに紹介します。


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