風洞試験設備とは、人工的に風の流れを発生させ、流れの観測や圧力等の計測を行う設備で、川崎重工業(株)では、モーターサイクル&エンジンカンパニーが所有しており、当社がその設備の管理・運営を行っています。
この風洞設備は、2009年に竣工した二輪用実車風洞で、原寸大の開発車両の試験を行うことができ、Ninja H2/H2R、ZX-10Rをはじめとする量産車や、スーパーバイク世界選手権(SBK)等のレース車両の開発試験も行っています。カワサキレーシングチーム所属のトム・サイクス選手(2013年度チャンピオン)やジョナサン・レイ選手(2015・2016年度チャンピオン)も訪れ、試験に参加しました。
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基本情報
本風洞では、非常に強い台風の最大瞬間風速である50m/sの風を、連続して流すことが可能です。この能力により、モーターサイクルに限らず屋外で使用される製品全般にも幅広く適用することができますので、モーターサイクル&エンジンカンパニーや川崎重工グループ以外のお客様の、様々な試験にもご利用いただいています。
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用途/実績例 | 【川崎重工グループ以外の試験実施例のご紹介】 〇道路用信号機器 〇船舶用通信機器 〇鉄道用運行管理機器 〇太陽光発電機器 〇屋外設置通信機器 〇競技用自転車 〇EV(電動)バイク〈※1〉 〈※1〉株式会社モビテック様のEVバイク世界最高速チャレンジに、本風洞設備をご利用頂きました。試験当日は、設計担当の方々をはじめ、デザイナー様やライダー様により、様々な試験が行われました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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川重テクノロジー株式会社