Tシリーズのプローブは、最適な一方向繰り返し精度を実現します。彫刻面や複雑度の低い表面での使用に最適です。また、最適な空間等方性が得られ、さらには繰り返し精度も高く、金型、シェル、タービンなどの加工時に一般的に作成される複雑面での精密な3D測定に理想的です。
このプローブは、機械的構造を採用しているため、加工振動や機械軸の加速の影響に対する優れた耐久性も保証します。Tシリーズのプローブは、高圧クーラントを使用する加工環境や大量の切り粉が生成される加工環境でも、信頼性と耐久性を発揮します。その理由として、Tシリーズは、測定力や保護構造タイプに応じた各種モデルの豊富なラインナップを特徴としています。旋盤のアプリケーション用には、標準タイプとスチールタイプ(Sバージョン)があります。
基本情報
【特徴】
○精度
・繰り返し精度(2σ<0.5μm)と高精度。ほとんどの測定アプリケーションに適応
○堅牢、信頼性
・機械振動や加速度に強い構造で、切り粉やクーラントから保護
○モジュラシステム
・今までのMIDA製品の幅広いモジュラ式のコンポーネントを活用でき、使用アプリケーションに適したシステムが構成可能
・赤外線式、FM式トランスミッション:プローブは機械のATC(自動工具交換マガジン)に格納可能
・ケーブル接続型:ATCではなくテーブル上に取付ける経済的なシステム構成アプリケーション
・延長スリーブやアダプタなどにより各種アプリケーションに対応可能
○タイプ
・T25プローブ:小型コンパクト
・T36プローブ:長いスタイラスによる深穴径測定用など
・TL25プローブ:低触圧で軟らかいワークなどの測定用
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