![イオンクロマトグラフィーの基本 前処理編【技術資料】 製品画像](https://images.ipros.jp/public/product/image/edf/2000524539/IPROS10635459344193053339.jpeg?w=140&h=140)
前処理とは,端的に言えば『測定前に行う試料の処理』ということです。つまり,測定前にする操作はすべて前処理ということになります。細かくみれば,秤量や計量,分取や定容等も前処理操作に入ります。確かに,これらの操作も重要なことなのですが,あまりにも広範囲な操作を示すことになってしまいます。そこで,前処理という用語をもう少し厳密に規定させて貰うと,『測定が行い易いように,あるいは試料中の共存成分が測定に影響を与えないように,測定前に行う試料の処理』ということになると思います…
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
カタログ発行日:2019/02
イオンクロマトグラフで使う溶離液と標準液の作り方を水、器具、試薬からわかり易く解説!
溶離液を調製する際に用いる水にイオンが含まれていると,負ピークや不明ピークが出現してしまいます。例えば,溶離液の調製に用いる純水中に塩化物イオンが含まれていると,塩化物イオンの溶出位置に負ピークが現れて微量の塩化物イオンの定量ができなくなります。このような問題を防ぐため,すべての溶液は所謂「超純水」で調製します。溶離液や標準液等の調製に用いる水は,超純水製造装置で精製された水を用いてください。厳密には「超純水」という規格はありません。表1-1 に,JIS K 0557「用水・排水の試験に用いる水」に規定されている水を示します。この規格ではA1~A4 まで4 種が規定されており,その規格からはA3 以上の水を用いればよいということになります。(全13ページ)
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