錆転換塗料は家庭用塗料~橋梁等に使用できる重防食系塗料まで沢山の商材があります。自動車で例えれば、「走る」と言う役割は同じですが、軽自動車~スポーツカーがある様に能力は異なっています。錆転換塗料も同じであり、黒く変色はするものの、効果としては、いまいちな結果を得てしまう事もあるそうです。そこでアースコートを錆びた鋼材面(試験板)に塗布し、数年経過した塗膜を剥離剤で除去を行い、その鋼材表面の物性を調査しました。結果としては、塗布前の鋼材面には赤錆(Fe2O3 ヘマタイト)が多く存在していましたが、塗布後3年後の鋼材面には黒錆系と言われる(Fe3O4 マグネタイト)が確実に存在し、赤錆(Fe2O3 ヘマタイト)は検出されない。との評価を得る事ができました。鋼材の表面近傍を精密に検査できる試験法としては、ラマン分析による定性分析が最も優れているとされています。本工法は、その試験による良好な結果を得られておりますので、本工法と他工法との性能が同等以上であるかどうかの判断基準の一つとしてお役立てして頂ければと考えております。詳細は、御問い合わせもしくはダウンロードしてご覧ください。
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三重塗料株式会社 営業推進部