一般財団法人材料科学技術振興財団 MST

【分析事例】二次電池負極SEI被膜の元素分布評価・化学状態評価

最終更新日: 2022-10-13 09:56:48.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2021/02/18
容量低下の要因となるSEI被膜のマッピング評価・化学状態評価が可能です。
リチウムイオン二次電池の負極での容量低下の一因として、活物質と電解液の界面反応により活物質表面に様々なリチウム塩化合物が複合化したSEI(SolidElectrolyteInterphase)と呼ばれる被膜が形成されることが挙げられています。電池の性能向上のためにはSEI被膜の組成・厚み・化学結合状態の制御が求められており、これらを評価するための分析手法として、車載用電池の炭素系の負極活物質表面に形成されたSEI被膜をTEM-EELS,TOF-SIMS,XPSにより評価した事例を紹介いたします。

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