一般財団法人材料科学技術振興財団 MST

【分析事例】樹脂(合成高分子)の定性・構造解析_C0667

最終更新日: 2021-12-23 15:24:20.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2021/12/23
FT-IRと熱分解GC/MSの複合解析により分子構造の知見が得られます。
樹脂(合成高分子)はモノマーの重合体であり、種類に応じて特徴的な官能基を有しています。その構造に由来して耐熱性・強靭性・電気絶縁性等の性質を示すため、梱包材・接着剤・塗料等に幅広く使用されています。樹脂の性質を把握する上で構造解析は重要であり、一般的な分析手法としてはFT-IRと熱分解GC/MSが挙げられます。FT-IRでは官能基の評価、熱分解GC/MSではモノマーや部分構造の評価ができるため、2手法を組み合わせることで多種多様な樹脂に対して構造解析が可能になります。

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