一般財団法人材料科学技術振興財団 MST

【分析事例】量子化学計算によるリチウムイオン電池電解液成分の酸化還元耐性比較_C0717

最終更新日: 2024-08-16 11:42:41.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2024/7/31
電解液中の溶媒・添加剤の分解されやすさ、分解生成物などを予想できます
起電力の高いリチウムイオン電池(LIB)において、充放電過程における電解液の分解を抑えるような設計が重要です。酸化還元耐性の低い成分を添加することで、充放電過程における主溶媒の分解を抑制するとともに、良質なSEI(Solid Electrolyte Interphase)を形成することが可能です。シミュレーションより電解液成分の酸化還元耐性を評価することで、充放電サイクルにおける各成分の分解されやすさの指標を得ることができ、SEIの成分や特性の設計に繋げることが可能です。

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