『セルテスTC』は、硬さ50GPaを実現したta-C構造の被膜を形成する技術です。
180℃以下の低温で処理できるため、鋼材への熱影響を抑えた処理が可能。
工具鋼のほかステンレス鋼への密着性にも優れています。
a-C:H系被膜の『セルテスDCY』と比較しても約2倍の硬さと優れた耐摩耗性を実現しており、
プッシュレスピストンピンなどの過酷な条件で使用される
自動車エンジン部品で既に量産実績があり、非鉄金属加工金型の長寿命化にも貢献します。
【特長】
■熱影響を抑え、高硬度・耐摩耗性に優れた被膜を形成可能
■2μm以上の厚膜も形成可能
■アルミ合金に対する耐凝着性の高さも確認済み
※PDFダウンロードより、試験結果入りの資料をご覧いただけます。
受託加工のご依頼も、お気軽にお問い合わせください。
基本情報
【コーティング被膜特性】
膜種:ta-C多層
標準膜厚:1μm、2μm
硬さ:50GPa
摩擦係数:0.08
比摩耗量:0
色調:黒
酸化開始温度:550℃
※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
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ナノコート・ティーエス株式会社 石川事業所