株式会社ニッシン

パワーモニタ 一覧

パワーモニタ
 伝送経路(立体回路)内を通る入射マイクロ波電力/反射マイクロ波電力を検出し、表示するための機器です。
 検波器付き方向性結合器は、導波管内を行き来するマイクロ波電力を25db以上の方向性で取り出し、ダイオードで電圧信号に変換して出力します。この電圧信号は、パワーメータ(※1)で表示します。方向性結合器とパワーメータとは、あらかじめ調整作業(校正)が必要です。(※2)
 ※1.マイクロ波発振器(電源部)のフロントパネルに搭載されているメータ、又は外付けタイプのメータユニット。
 ※2.この調整によって、方向性結合器とメータとの組み合わせは1対1の関係となります。(組み合わせを間違うと正しく表示しません)
 入反射検出器は、より簡易に電力モニタするためのもので、導波管内を行き来するマイクロ波電力を18db程度の方向性で取り出し、DC電圧に変換して出力します。この電圧信号をPLC機器などに取り込んで利用いただけます。方向性結合器ほどの検出精度を必要とせず、大まかな電力値さえモニタ出来れば良い、という様な目的に。電源不要。