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ラボスケールタンジェンシャルフローろ過TFF eBook

最終更新日: 2024-10-18 10:16:58.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

TFFとは何か?通常のろ過方法の違いやTFFの応用例、関連製品をご紹介いたします。
タンジェンシャルフローろ過(TFF)は、クロスフローろ過としても知られ、生体分子の分離・精製のための迅速かつ効率的な方法です。サンプル溶液はフィルターメンブレン表面に対して平行方向に通過し、メンブレンに差圧が発生すると、メンブレンの孔径を通過できるサンプル中の小さな微粒子や低分子はろ液側に移行します。メンブレンより孔径が大きい粒子や分子は、メンブレン上を滞留し、システムの流路を再循環します。
TFFは、免疫学、タンパク質化学、分子生物学、生化学、微生物学など、幅広い生物学的分野に適用することが可能です。ラボスケールのTFFは、50mLから100L程度までのサンプル溶液の濃縮と脱塩に使用することができます。また、低分子から高分子の分画、細胞懸濁液の採取、微生物培地や細胞ライセートの清澄化に使用することができます。

関連情報

Centramate ラボ用タンジェンシャルフローシステム
Centramate ラボ用タンジェンシャルフローシステム 製品画像
【仕様(一部)】
■寸法:13.2 cm × 22.6 cm × 16.7 cm
■最小有効ろ過面積(1カセットあたり):0.1 m2
■最大有効ろ過面積(5カセットあたり):0.5 m2
■標準的な残液量(カセットあたり):20 mL以下
■推奨使用圧力:30 kPa ~ 520 kPa

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
限外ろ過 TFF ミニメイト EVO システム
限外ろ過 TFF ミニメイト EVO システム 製品画像
Minimate EVOシステムは、TFFによる大容量サンプル (~1 L) の限外ろ過システムです。

デモ・貸出実施可能です!実サンプルでお試しください!

【特長】
・迅速かつ効率的:濃縮と脱塩操作が同時に可能です。
・高い回収率:タンパク質低吸着性で高い回収率を実現します。
・経済的:アプリケーションにより、メンブレンの洗浄や再利用が可能です。
・コンパクト:コンパクトサイズで場所を取りません。

【梱包内容】
• MasterFlex(R) L/S 可変速ポンプ,
L/S イージーロードポンプヘッド付
• VWR(R)マグネチックスターラー
• 500 mL 蓋付サンプルリザーバー
(蓋用フィッティング及びO-リング含む)
• フィッティング及びO-リング
• ドリップトレイ
• 圧力計
• 調整可能なドリップトレイ脚
• ポンプ用電源コード
(100V-250V AC:電流変換プラグではありません)
• マグネチックスターラー用電源コード
(電源100V-240V AC, 入力電圧12V DC)
• フィッティング/パーツバッグ
LV Centramate タンジェンシャルフローろ過システム
LV Centramate タンジェンシャルフローろ過システム 製品画像
【その他の特長】
■タンジェンシャルフローろ過(TFF)プロセス開発のスケールアップとスケールダウン、
 バイオ製薬プロセスの小バッチ生産、スケールダウン試験、安全性研究や効率研究
 (フェーズI臨床)用材料の生産用に設計
■CentramateカセットホルダーやCentrasetteカセットホルダーと同一の流路長である
■LV Centramateホルダーは、スケーラビリティ特性を上げるために、他のラボ用
 TFFシステムに付属して使用することも可能
■生産スケールへのスケーラビリティがあり、開発段階や新薬発見段階の一般的使用量の
 処理に最適化

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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