最終更新日:
2023-05-29 14:38:00.0
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
JSPS大谷教授とパーティクルプラス社水野とで第40回JACA研究大会にて高濃度対応OPCの続報を発表しました。
OPCは、空気質モニタリングの要素のひとつである空間中のエアロゾル(粒子)をリアルタイムに測定、モニタリングする。これはエアロゾル増減、暴露状況把握、発生源特定、粒子挙動予測に不可欠な情報であり、短い時間間隔から長時間にわたる0.3~10μmのエアロゾルの粒子径分布、個数濃度と、その変化量をリアルタイムにその場で得ることを可能にする。しかし、OPは粒子の個々の粒子の散乱光強度を検出するため、高濃度エアロゾルへの対応が難しく、クリーンルームなど高清浄度環境でのみ使用されてきた。
パーティクルプラスOPCは、高濃度領域(一般室内環境、チャンバ内での暴露実験、労働衛生、黄砂、花粉、都市環境汚染など大気環境)への適用を可能とした。
なお、これにつき詳細な解説記事が協会誌「空気清浄」2023第60巻に掲載されています。
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