プライミクス株式会社

LiB電極スラリー製造方法「CDMプロセス」のご提案

最終更新日: 2022-01-27 13:25:32.0

  • カタログ

スラリーの粒子分散方法に関して、固練り方法→CDMプロセス(特許取得済)をご提案します【関連動画有】

リチウムイオン電池の電極スラリー製造方法として、弊社フィルミックス(R)を用いたCDMプロセスを提案します。従来の固練り法と比較して、
 ☆処理が短時間
 ☆分散能力が高い
 ☆再現性が高い
 ☆スケールアップ 大量生産が容易
というメリットがあります!

■固練り法の工程
ハイビスディスパーミックスなどの混練機を使用します。一般的な工程は、粉体原料を全量投入→液体原料を少しずつ投入→そぼろ~団子状になったところで混錬→さらに液体原料を少しずつ投入して希釈→粘度調整および脱気を行います。
<固練り法の問題点>
・1,000Lクラスが最大級
・1バッチに5~10時間かかる
・再現性が低い

■CDMプロセスの工程
上記混錬機にて5~10時間かけていた工程を、液体原料および粉体原料を一括投入し30分くらいのプレミキシングでポンプで送液できる状態までスラリー化→フィルミックス(R)を使用して30分で全量を連続処理します。
<CDMプロセスの効果>
1)MAX1,920L/H処理
2)工数が少ないので再現性が高い
3)作業人員を減らせる
4)装置の台数と設置面積を減らせる

関連動画

※CDMプロセス:Continuous Dispersion Mixing Process

<フィルミックス(R)の利点>
◎周速、滞留時間を管理することでスケールアップが可能。
 要素が少ないので再現性も高いです。
◎約10mL処理のラボ機からMAX1,920L/Hの量産機までラインナップ。
 研究開発から量産機へのスケールアップが容易で、
 量産化への時間短縮につながります。

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型番・ブランド名 CDMプロセス(電極スラリー連続製造工程)
用途/実績例 ■用途例■
・電 池───リチウムイオン電池、燃料電池、キャパシタ
・化学品───貴金属触媒、インク、トナー、樹脂、コーティング剤
・電子材料──LED用部材、セラミックス材料、金属材料、各種ディスプレー材料、封止剤
・医薬品───原薬、DDS製剤、リポゾーム、脂肪乳剤
・化粧品───サンスクリーンクリーム、化粧水、乳液、クリーム
ラインアップ
型番 概要
30-L型 処理量:バッチ7~13mL。卓上型です。(写真にある本体が黒と赤の製品です)
40-L型 処理量:バッチ15~30mL。卓上型です。
56-L型 処理量:バッチ50~90mL、連続11L/h。卓上型です。
80型 処理量:バッチ100~250mL、連続:約30L/h
156型 処理量:バッチ0.8~2L、連続:約240L/h
252型 処理量:バッチ3.2~8L、連続:約960L/h
生産用(大型機) 上記ほかにもございます。詳細はお問い合わせください。

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