シュレーディンガー株式会社

【事例集】パナソニックとシュレーディンガー、ホール移動度を向上させた50以上の新規分子を設計

最終更新日: 2022-08-12 16:22:47.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2022/03/18
パナソニックとシュレーディンガーの協働による、有機エレクトロニクス向けホール伝導性分子材料の新規設計における事例をご紹介
パナソニック社の研究者らは、高効率な特性を持つ有機半導体材料の新規開発に取り組んでいます。パナソニック社はシュレーディンガー社と共同研究を進め、高処理能力を活用したDFT計算、機械学習/深層学習モデルの構築、化学物質の列挙など、シュレーディンガー社が提供する計算能力と専門知識を活用して分子材料の新規設計を行いました。

当カタログは、シュレーディンガーがパナソニック社と取り組んだ、『有機エレクトロニクス向けホール伝導性分子材料の新規設計』の事例集です。
ぜひ、ご一読ください。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

関連情報

【事例】パナソニック 有機エレクトロニクス向け材料新規設計
【事例】パナソニック 有機エレクトロニクス向け材料新規設計 製品画像
【要旨】
■大幅な時間短縮とコスト削減
3種類の新規材料設計手法の開発と評価
1,400万個にわたる分子の列挙、スクリーニング
9,000回分のDFT計算を実施
目標とする性能特性を持つ分子を50種類以上特定
■性能向上
学習データセットに含まれる既知の分子が持つ値よりも低い正孔再生成エネルギーを有する分子を特定(最大22%低減)
■予測性の高い機械学習(ML)モデルを開発
25万種の分子データをDFT計算に活用
■新たな視点での提案
高性能な本新規材料設計手法により、分子の列挙と仮想スクリーニングを補完可能

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
【資料】有機エレクトロニクス
【資料】有機エレクトロニクス 製品画像
アモルファス構造や結晶構造の正孔(ホール)移動度と電荷(チャージ)移動度に関しては、Marcus(マーカス)理論に基づいた2種類の異なる方法(kinetic Monte Carlo(動的モンテカルロ)法と、Electronic Coupling(電子カップリング)に基づいた方法)を使用して計算可能です。
また、スピン-軌道カップリングを考慮したTDDFT計算を使用して、分子の光吸収や発光を予測することもできます。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

【資料掲載内容】
Jaguarプログラムを使用した、NPB, mCP, Ir(ppy)3, AlQ3の有機エレクトロニクスに関するプロパティ(HOMO, LUMOエネルギー準位, 電子と正孔の再配列エネルギー, 三重項励起状態エネルギー)の計算。Desmondプログラムを使用したNPT分子動力学計算による有機正孔輸送材料TPDのガラス転移温度(Tg)と熱膨張係数(CTE)。正孔輸送材料NPB,CzC, 2TnATA, TCTA, TPD, spiro-TPD, o-BPD, m-BPD, p-BPDの電荷移動度予測。

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