パナソニック社の研究者らは、高効率な特性を持つ有機半導体材料の新規開発に取り組んでいます。パナソニック社はシュレーディンガー社と共同研究を進め、高処理能力を活用したDFT計算、機械学習/深層学習モデルの構築、化学物質の列挙など、シュレーディンガー社が提供する計算能力と専門知識を活用して分子材料の新規設計を行いました。
当カタログは、シュレーディンガーがパナソニック社と取り組んだ、『有機エレクトロニクス向けホール伝導性分子材料の新規設計』の事例集です。
ぜひ、ご一読ください。
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基本情報
【要旨】
■大幅な時間短縮とコスト削減
3種類の新規材料設計手法の開発と評価
1,400万個にわたる分子の列挙、スクリーニング
9,000回分のDFT計算を実施
目標とする性能特性を持つ分子を50種類以上特定
■性能向上
学習データセットに含まれる既知の分子が持つ値よりも低い正孔再生成エネルギーを有する分子を特定(最大22%低減)
■予測性の高い機械学習(ML)モデルを開発
25万種の分子データをDFT計算に活用
■新たな視点での提案
高性能な本新規材料設計手法により、分子の列挙と仮想スクリーニングを補完可能
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