株式会社シープロン化成

ゴムの寿命が短くてお困りの場合

最終更新日: 2018-02-02 17:58:20.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

ゴムの寿命が短くてお困りではありませんか?
「ゴムの交換頻度が高いのでコストがかかっている・・・」
「交換のときにライン、機械を止めるので生産効率が悪くなっている・・・」
などゴムの寿命が短くてコストがかかっている、メンテナンスに時間がかかっているというお悩みはありま
せんか?
ゴムの寿命が短くなる要因には
1.劣化・老化
2.磨耗による消耗
の2つとゴム材料の欠陥、どんな場所に使うか(例:突起と接する箇所に使用すると疲労しやすい)があり
ます。
使用する環境や用途に適したゴム素材を選ぶのが重要だと言えるでしょう。
下でゴム素材の一般的な特徴をご紹介しますが、配合によって性質が異なる場合がありますのでご質
問、疑問などがございましたらお問い合わせください。

関連情報

【ゴムローラーの悩み】劣化・老化について
【ゴムローラーの悩み】劣化・老化について 製品画像

(1)オゾンなどによる酸化劣化
オゾン劣化したゴムは歪みと垂直方向に亀裂が入ります。ゴムの色に関係なくオゾン劣化は生じます。
オゾン劣化を防ぐための対策は
 1.老化防止剤、ワックス
 2.応力がかからないようにする
 3.オゾン濃度の高い場所に保管しないようにする。
  ・高圧電流の付近
  ・直射日光のあたる場所
  ・クリーンルーム 
などがあります。
とくにゴム素材の中でも二重結合を主鎖にもつものは亀裂などの劣化が生じやすくなります。

オゾン劣化に対しては、耐オゾン性のある素材を用いることで防止することができます。一般的には、ブチルゴムやクロロプレンゴムなどがそれに相当しますが、他の素材でも配合によって耐オゾン性を改善することができます。

(2)光、紫外線、放射線による化学変化
光、紫外線、または放射線とゴムが化学反応を起こして、分子レベルで切断を起こしたりします。すると、ゴムの表面に亀裂が発生したり、分解して粘着性が生じたりします。

これらを防ぐために耐候性に優れた素材を選んだり、保管場所に注意しましょう。

□その他詳細についてはカタログをご覧ください

【ゴムローラーの悩み】 磨耗による消耗について
【ゴムローラーの悩み】 磨耗による消耗について 製品画像

【摩耗の種類】
1.アブレシブ摩耗:ゴム表面を鋭く、硬い突起でひっかく
2.凝着摩耗:滑らかな相手面との摩擦
3.疲労摩耗:表面の疲労
4.ころ状摩耗粉生成による摩耗:例えば、消しゴム
5.粘着摩耗:摩擦によって生じた低分子量のゴムによって摩擦面が覆われ、相手面との相互移着を生じます
6.パターン摩耗:ゴム表面にアブレーションパターンを生成しながら摩耗が進行します

□その他詳細についてはカタログをご覧ください

【ゴムローラーの悩み】 製品寿命について
【ゴムローラーの悩み】 製品寿命について 製品画像

最近、各社ともコストの削減が重要な課題となっていると思います。

市場環境の変化に伴って、お客様から「コストを低くして欲しい」というご要望もあるでしょうし、
とくに製造業では中国のメーカーと競合になるケースも少なくないと思います。

こうした厳しい市場環境にあって、コストの削減は命題と言えるでしょう。
コストの問題を考える際には単純に製品の単価だけでなく、
寿命やメンテナンスについても考えていく必要があります。
当社でもお客様のコストに関するご要望の相談を承っております。

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