英国ノーバー社製「USM-3(超音波応力計)」は、音響波動をボルトの片方端に与えて、そのエコー(反響)が反対端から帰ってくるのに要する時間、即ち飛翔時間(Time of flight=TOF)を正確に測定します。材質定数を用いて、USM-3はこのTOFをボルトの『音響学的長さ』に変換して、それ以降の測定に対する基準とします。ボルトを締め付けるとTOFは増加してUSM-3は再び材質定数を用い、ストレスと温度による音速への影響を排除して正確な伸び或いは荷重測定を行います。これにより精密なトルク管理が行えます。
最終更新日:
2016-12-09 15:27:10.0
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
英国・ノーバー社製超音波応力計「USM−3」
ボルト締付け分野で重要製品組立ての場合、摩擦若しくはボルト及び結合部形状等の要因で適用トルクの測定のみでは必要とする精密度を得られない場合がある。この場合、ファスナの伸びもしくは荷重の超音波測定が最も正確で信頼性があり、しかもコスト的に有効な解決策である事が数多く証明されている。
英国ノーバー社製「USM-3(超音波応力計)」は、音響波動をボルトの片方端に与えて、そのエコー(反響)が反対端から帰ってくるのに要する時間、即ち飛翔時間(Time of flight=TOF)を正確に測定して行う。材質定数を用いて、USM-3はこのTOFをファスナの『音響学的長さ』に変換して、それ以降の測定に対する基準とする。ファスナを締め付けると:TOFは増加してUSM-3は再び材質定数を用いてストレスと温度による音速への影響を排除して、正確な伸び或いは荷重測定を行う。
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