最終更新日:
2022-06-28 14:20:22.0
表面酸素濃度を広範囲に制御することができるグラフェン分散液の製造技術です。
従来、グラフェン製造方法には気相法又は剥離法が用いられています。
気相法では結晶性の高いグラフェンを製造できるますが、高コストという課題があり、剥離法では低コストですが、結晶性が低いグラフェンとなってしまうという課題がありました。
本技術は、水-疎水性イオン液体2液相系での黒鉛の電気化学的剥離により、酸素含有量の低い部分酸化グラフェンを疎水性イオン液体中に均一に分散させる方法です。
【技術の特徴】
・2液相系(水ー疎水性イオン液体)電気化学的剥離法
・表面酸素濃度10%以下により、再還元処理が不要
・表面酸素濃度の制御が可能
材料の黒鉛電極には幅広い材料が適用可能であり、イオン液体を再利用可能な形にするなどの検討を行うことで、大幅な製造コストの低減が期待できます。
基本情報
本技術は宇都宮大学の研究成果です。
実用化に向けた共同研究開発を実施していただける企業を探索しています。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯 | お問い合わせください |
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用途/実績例 | 【予想される応用先】 ・導電性・熱伝導性フィラー剤 ・電極材料 ・センサー材料 など |
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株式会社信州TLO