温熱(暑熱)環境の把握には、黒球と呼ばれる装置の温度から換算された湿球黒球温度(WBGT:Wet Bulb Black Globe Temperature)が用いられますが、
特殊な装置であり取扱方法も容易ではないため、広く利用されるまでには至っていません。
本技術では簡易な構成にも関わらず、湿球黒球温度(WBGT)を測定することが可能です。
また、誰でも簡単に使用することができ、WBGTを把握することで熱中症の予防等に容易に利用することが可能となります。
【技術の特長】
・特殊な黒球温度計や扱いにくい湿球温度計は不要(既製品の組み合わせにより作成できる)
・温熱環境(暑熱環境)を直読できる
・定置式で全天候型
・設置方法による予測のエラーがない
・朝、夕は黒球湿球温度(WBGT)よりも実態に即したデータを提供
本技術によって、温熱環境を、誰でも・正確に・簡単に・安く、把握することが可能な「湿黒球水温計」の開発が期待できます。
「活用を試してくださるユーザ」「製品化を検討してくださるメーカ」を探索しています。
基本情報
本技術は信州大学の研究成果です。
企業との実用化に向けた共同研究開発を希望しています。
大学技術との連携による製品開発のご要望がございましたら、お気軽にお問合せください。
※デモ機の貸し出しについてはご相談ください。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | (予想される応用先) ・熱中症対策のための暑熱環境の把握 屋 内:住居、教室、体育館、倉庫 など 屋 外:グラウンド、浜辺、駐車場 など 作業環境:農地、ビニールハウス、建築現場、工事現場 など ・新規農業分野への応用 作物の温熱環境(例えばハウス栽培イチゴの作物体温度)のモニタリング など (利用実績) 国土交通省中部地方整備局所 管内の河川堤防除草作業請負業者が現地の作業環境の把握ならびにモバイルルーターを使用して本社においてモニタリングを実施 |
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