1996年に創設されたオーストラリア眼科研究センター(CERA)は、
公衆衛生や臨床疫学を最先端の研究成果と組み合わせ、眼疾患の原因解明と
新たな治療法の開発を目指す機関です。
神経再生研究ユニットと臨床遺伝学ユニットが人工多能性幹細胞(iPS細胞)を
用いて緑内障や加齢性黄斑変性症(AMD)、遺伝性網膜ジストロフィーといった
失明に至る疾患の細胞モデルを作成し、治療法を模索しています。
幹細胞株の樹立後の課題は、この細胞培養を維持するための信頼性の高い
プロトコールを確立することでしたが、手作業によるこの作業は煩雑で時間がかかりました。
そこで導入したのが、84プレートのLiCONiCインキュベータを搭載した
カスタムメイドの無菌作業向け『Freedom EVO システム』でした。
【事例】
■導入先:オーストラリア眼科研究センター(CERA)
■導入目的:スタッフを単純作業から解放し、培養細胞のばらつきを極力抑える
■導入製品:「Freedom EVO システム」
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基本情報
【導入メリット】
■研究用に大量の細胞を供給可能に
■導入後数か月間で作製したiPS細胞株の量は、それ以前の数年間を上回るほど
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