株式会社テクネ計測

ウェット水素内酸素分析システム

最終更新日: 2023-07-12 14:16:56.0
水電解による水素精製時の純度管理・透過膜の性能評価に!

水電解による水素精製直後に、酸素を計測するためのサンプリング装置を含むppm単位での測定が可能な(防爆)酸素濃度計を発売開始致しました。

● サンプリングシステム一体型
● 二重のドレイン処理
● ppm単位の測定
● 本質安全防爆認定商品(海外IEC/CSA認定済)
● ガルバニ電池式(電気化学式)特許センサー
● 高応答速・長寿命・使い捨ての独自開発特許センサー

■水を電気電解する水素製造において、透過膜の性能が悪いと酸素イオンが膜を透過し、不純物として酸素が発生してしまいます。そのため、電解槽の直後に酸素濃度を計測透過することで、透過膜の性能評価・水素の純度管理を行います。水素中酸素は高露点になり結露が発生しやすいため計測するためには、ドレインの除去などノウハウが必要です。酸素濃度・露点計測の経験を活かしサンプリングシステムを含む制御盤として製品を開発しました。

詳細は基本情報をご確認ください。

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基本情報

水素の透過膜には、一般的にプロトン伝導体が使用されています。これは固体高分子構造の高分子膜です。燃料電池で一般的に使用されるアルカリ型・プロトン型・固体酸化物型の内のプロトン型と同様の膜です。

分離膜において、分離膜の性能により酸素イオンO2-が陰極(カソード)から陽極(アノード)に透過してしまう現象が起こります。
その為に酸素濃度をPPM(百万分率)で測定することが重要です。逆に水素イオンH+が陰極から陽極にバックしてしまう現象も発生します。
プロトン分離膜は仕様を継続すると脆化が起こり劣化し、上記の傾向はより強まります。このような界面研究はトライポロジーの分野でリサーチされています。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 ウェット水素内酸素分析システム
用途/実績例 ・ENEOS様オーストラリアMCH実証プラント
・燃料電池
・固体酸化物
・水素製造
・電気分解
・その他

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