レヒラー社製二流体微噴霧スプレーノズルは高精密な噴霧を得るために定量のエアーを使用します。 空気圧を利用して噴霧する為、粘度の高い液体の噴霧に利用される事もあります。 二流体微噴霧スプレーノズルの液体搬送システムは3通りあります。 ○サイフォン型 ○重力型 ○圧力(加圧)型 これら液体搬送の方法は必要な粒子径に応じて手動または自動で増強されます。 スプレー形状はフラット(扇形)、広角フルコーン(全面型)、鋭角フルコーン(全面型)があります。 ※Lechler GmbHはドイツスプレーノズルメーカーです。
最新のテクノロジーを屈指してデザインされたレヒラー社製Twin Absorbセラミックノズル
石炭火力発電所を皮切りに、セラミック製ホロコーンノズルは全世界の排煙脱硫装置に組み込まれていきました。
昨今、脱硫効率を向上させる為に必要な事は、そのスプレーノズル1つの粒子径の大きさが重要視されてきました。
レヒラー社ではその解決策として、
◇粒子径の大きさ
・2つ孔のスプレーノズルを制作
・スプレーノズル角度を最大120°にしたスプレーノズルの制作
・1個のスプレーノズルで作り出す粒子径の大きさには限界があります。
そこで噴霧したスプレーをぶつけ合う事で生じる二次霧化を検討したスプレーノズルの制作
※この粒子径はノズルで形成された粒子径より小さくなります。
◇ガス層形成
一般的なスプレーノズルでは、塔内で発生するガスが一定方向の為、偏ったガス層を形成します。
Twin Absorbスプレーノズルは、スプレーされた液体が一つは右回り、一つは左回りと乱流を作る為、ガス流が乱れ、偏りを生じさせる事はありません。
即ち、効率良く脱硫を行う事が出来ます。
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