◆ 回転部とエンコーダ本体が完全分離、メンテナンスフリー!
- 軸ブレや荷重によるトラブルを低減
◆ 電磁結合式で、耐振動、高精度、省スペースを実現!
- 磁歪式など他の測定原理と比較して、高い耐電磁ノイズ性能。
- 振動にも強く安定した測定が可能。
◆ 圧倒的に堅牢な構造を採用!
- 耐衝撃:100G、耐振動:20G(EN 60028)
- MTTF(平均故障時間):138年(SN 29500)
- 保護等級 IP68/IP69K
- 一時的な水没や、高圧洗浄に対応。
- 屋外での建機などにも使用可能。
◆ 複数のシャフトサイズに適合が可能!
- 豊富な回転エレメント用アダプタによって、様々な径のシャフトに容易に接続が可能。
◆ ティーチングアダプタによって現場での簡単な設定が可能
- 設定項目:分解能、回転方向、測定ステップ数など
- 設定方法:ティーチアダプタ、またはIO-Link通信
※型式によっては貸出評価用サンプルもございますのでお問い合わせ下さい。資料請求頂いた方にはエコバッグプレゼント!
基本情報
【製品概要】
◆ アブソリュート形、及びインクリメンタル形の両方を準備。
◆ シングルターン、及びマルチターンあり。
◆ 測定原理:電磁結合式
エンコーダ内部のセンシング基板には3つのコイルが内蔵され、1つは高周波の交流磁界を生成し回転エレメント内部に内蔵されている共振コイルを励磁させる励磁用コイル。残り2つのコイルは、回転エレメント内の共振コイルと電磁結合し、回転エレメントの角度変化を電磁結合係数の変位として検出する位置検出用コイル。この2つのコイルは検出ピッチが異なり、2つの異なる電磁結合係数を利用し精度の高い角度検出を実現します。
◆ 出力方式:
・ 同期式シリアルインターフェース(SSI)
・ インクリメンタル(プッシュプル)
・ アナログ出力(4~20 mA / 0~10 V)
・ CANopen通信
・ IO-Link通信
◆ 分解能:16ビット
◆ 繰返精度:0.01 %
◆ サンプリングレート:1 KHz または 5 KHz
◆ 動作周囲温度:-25~+85°C
◆ 保護構造:IP68 および IP69K
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
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納期 | 2・3日 |
型番・ブランド名 | ロータリーエンコーダQR24 |
用途/実績例 | ◆ 振動や衝撃による軸ぶれや急な加減速など光学式や磁気式エンコーダでは対応が難しいアプリケーションに適しています。 ◆ 樹脂充填構造なので、下記のような悪環境下でも使用可能 ‐ 建機 - 特装車 - 屋外のアミューズメント設備 - 産業機械全体 - 工場設備全般 - 食品加工機 - 包装機械 - その他 【取り付けについて】 ● 本体には水滴や油がかかっても大丈夫です。 ● ロータリエンコーダは精密部品で構成されていますが、落下しても100G以内の衝撃であれば原則的に機能を損なわれません。 ● 堅牢なので取扱いには程々に注意してください。 ● シャフトに過大な荷重は加わりません。非接触式です。 ● シャフトにカプリングを挿入する場合には、ハンマーでたたくなど、衝撃を加えないでください。しかし非接触式なのでその必要はありません。 |
詳細情報
タークの非接触式ロータリーエンコーダ QR24 はホッパー船上のウインチの回転を摩耗なく行います。
これまでにReimerswaal社のホッパー船のウインチに用いられていたロータリーエンコーダは、公海で受ける過酷なストレスのため、1年も持たない状況でした。オランダのeL-Tec社は、この状況を改善するためにタークの非接触式ロータリーエンコーダQR-24を用いてソリューションを提供しました。
QR-24非接触式ロータリーエンコーダは非常に堅牢な設計のため、このソリューションに適しています。QR-24とフィールドバスシステムとの接続は、タークのBL20によってPROFINET通信に接続されます。
クレーンの旋回体の角度は、スタビライザが確実に固定されていることを確認するために、また安定した操縦のために、確実かつ正確に伝達されなければなりません。 タークの非接触式ロータリーエンコーダQR24は、高い保護等級と高分解能の出力信号のために適したソリューションです。
QR24の非接触技術により、振動や衝撃が大きい場合でも正確な位置検出が可能です。 アナログ信号、インクリメンタル信号、CANopen、IO-Linkなど、いくつかの出力オプションが用意されています。
タークの非接触式ロータリーエンコーダ QR24はジャガイモ加工工場で、その特徴的な測定原理の利点を発揮します。
光学式や磁歪式などのエンコーダの弱点は、その測定原理に起因しており、汚れや環境耐性、耐ノイズ性能などがあげられます。Schaap Holland社のジャガイモ加工工場において、タークの非接触式ロータリーエンコーダ QR24は、このような弱点に起因する不具合を解消して可用性を高めています。
通常は、ステンレス製の保護カバーがモーターとロータリーエンコーダを保護します
複数の他社のエンコーダは、水の浸入、振動、化学物質などのストレスにさらされることに1年以上耐えることができませんでした。市場で入手可能なほぼ全てのエンコーダ及び測定原理は、回転軸とセンサの直接接続が必要です。ポテンショ、光学のどちらを使用するかには関係ありません。振動や衝撃がシャフトを介してエンコーダに伝わるため、最終的に破損するまでストレスがかかることを意味します。さらに、既存の故障したエンコーダを交換するのに4〜6週間かかります。この推定休止時間は、毎日平均40〜50枚分の収入の喪失をもたらします。
インクリメンタル出力タイプはベルトローラーでの回転運動を測定しますが、顧客は自分自身で1回転あたりのパルス数を簡単に設定することができました。
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