IO-Link通信を備えた堅牢な小型の圧力センサです。
衝撃や圧力、温度変化に強い耐性を持つだけでなく、PLCからセンサ自身の設定を自由に変更できるほか、自己診断機能も充実しています。
■ IO-Link通信による状態監視
IO-Link通信を使用すると、ユーザーは電気的短絡、圧力異常、ならびに最大動作温度を超える値を監視できます。
他にも効率的な状態監視のために、稼働時間、最大および最小圧力値の記録、および過圧記録を提供できます。
■ PLCから出力動作の閾値設定
2つのスイッチング出力、またはIO-Link通信によってPLCからの2byteでの圧力値のモニタリングと必要に応じて1つの追加のスイッチング出力を設定できます。またPLCから測定範囲内のスイッチポイントの閾値を設定・変更ができます。
■ 特長
・振動・衝撃・圧力・温度変化に対して安定した圧力監視
・IO-Link通信による自己診断機能によって、メンテナンス時期を予測
・コンパクトなハウジング
・多彩な設定可能項目による柔軟なアプリケーションへの適応
・圧力範囲と配管接続するねじの種類の幅広いバリエーション
基本情報
測定圧力範囲あわせ、2つの製品シリーズをご用意。
- PT1000シリーズ
0〜2.5 MPaの測定範囲をカバーし、セラミック測定セルで動作します。高精度測定と高い耐環境性を両立。
- PT2000シリーズ
ステンレス製感圧部を溶接し最大100 MPaまで測定可能。高精度測定と高い耐環境性を両立。
【主な機能】
■ 保護クラスIP67
■ 2つのスイッチング出力(PNP / NPN 変更可能)、またはIO-Link通信による圧力値のモニタリングと追加のスイッチング出力
【仕様】
■測定流体:液体または気体
■感圧部材質:ステンレス
■制御出力:IO-Link Ver. 1.1(COM 2)
■温度範囲:-30~+85 ℃
■保護構造:IP67
■海外規格:CE, UL, RoHS
■耐震動/耐衝撃:20g /100g
※評価用サンプルのお貸出しが可能です。お気軽にお問合せ下さい。
価格帯 | ~ 1万円 |
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納期 |
お問い合わせください
※ 型番によっては国内在庫がございます |
型番・ブランド名 | PT1000 / PT2000シリーズ |
用途/実績例 | 【タークの圧力センサがIO-Link通信を使ってできることの例】 ・PLCからIO-Link通信によって直接に圧力センサの閾値や各種設定変更が可能です。パソコンや専用アクセサリ、現場での手作業での設定は不要です。 ・PLCからIO-Link通信によって圧力センサの設定変更の制御が可能です。ワークの変更による設定変更をPLCから自動化することができます。 ・設定内容はPLC、またはIO-Linkマスタに保存され、メンテナンス時で新品の圧力センサと交換した場合にはセンサの設定内容は自動的に新品に書き込むことが可能です。 ・IO-Link通信により、On/Offではなく圧力データのモニタリングが可能になります。 ・各センサは「アプリケーションスペシフィックタグ」という書き込み領域が確保されているため、RFIDのタグのように必要な情報を読み書き可能です。例えば、前回の点検時のタイムスタンプや寿命に関連する情報を自由に記入できます。 ・固有の自己診断機能やアラーム機能を持っており、これによってメンテナンス性の向上が可能です。 |
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