ターク・ジャパン株式会社

無線化ソリューション|2.4GHz帯マルチホップ状態監視システム

最終更新日: 2022-08-26 13:55:52.0
安価・短導入期間で生産設備の状態監視、効率的なデータ収集を可能にする無線化ソリューションからセンサ、導入の支援までを提案します。

タークは差別化された製品群により、センサから国内の技適を受けた無線機器、コントローラ、HMIやエッジデバイス、そしてクラウドサービスを活用したシステムなどによる生産設備に対する効率的なデータ収集、状態監視システムを提案します。主にワイヤレス技術を切り口にした製品群とソリューションを紹介します。

■ 各種ワイヤレスセンサ―
- 振動 + 温度センサ
- 温度 + 湿度センサ
- 液面レベルセンサ
- 電流測定 + 振動センサ
- デジタル表示器 + タッチボタン
- その他、他社製センサも無線化が可能

■ ワイヤレスコントローラ「DXMシリーズ」
- 2.4GHzでのISM無線
- ロジックコントローラ機能
- 主要な産業用プロトコル(EtherNet/IP, Modbus TCP)での通信機能
- データロギング機能

■ 無線化キットソリューション「PMシリーズ」
- どなたでも簡潔・簡単に配線の無線化が実施可能。
- 事前設定がなされており、ソフトウェアなしで現場で機器を設置できます。

→ 基本製品情報の説明は、下記動画下部の「基本情報」に続きます。

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基本情報

■ 無線システム「パフォーマンスシリーズ」と「マルチホップシリーズ」
- 通信距離最大3.2km
- 各種子機が幅広い信号に対応(アナログ入出, デジタル入出力、温度、パルスカウンタ)
- 最大50台の各種無線機器を接続可能
- メッシュ型の無線トポロジー
- 各種無線機器を接続可能

■ 各種エッジデバイス
- HMI型エッジデバイス 「TX700シリーズ」
- 耐環境型エッジデバイス「TBEN-PLC」
- ソフトPLC「CODESYS」を実装し、ラダーで制御可能
- Webサーバで確認できるHMI画面の作成
- OPC-UA、MQTTに対応

■ ターク クラウド ソリューション
- 小規模設備なクラウドによる状態監視が低価格、短期間で可能。
- データはエッジデバイスで加工しクラウドスペースへ送信。
- セミカスタムされたダッシュボードにより、インターネット経由で遠隔地からの生産設備などの状態監視をすることができます。

タークはこれらの製品群をエンジニアリングサポートと導入支援と共にご提供し、お客様の状態監視、効率的なデータ収集システムの導入をお手伝いします。

価格帯 1万円 ~ 10万円
納期 お問い合わせください
用途/実績例 このソリューションによって、タークは既設設備に関して主に以下の提案が可能です。

● ワイヤレスでのモータの振動と温度の状態監視
● ワイヤレスでの電力の状態監視
● ワイヤレスでの温度と湿度の状態監視
● ワイヤレスでのタンク内水位の状態監視
● デジタル表示器のワイヤレス化
● 各種 アナログ情報出力センサーのワイヤレス化
● 各種 センサ・アクチュエイタのワイヤレス化。
● 収集した設備に関するデータの加工とロギング。
● 収集した設備に関するデータの上位システムへの送信。
● 収集した設備に関するデータのクラウドシステムへの送信と、遠隔地からの効率的な状態監視

詳細情報

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■予知保全

予知保全は、修理に必要なダウンタイムを最小限に抑えるために、モーターなどの重要な設備部品のパフォーマンスを追跡するプロセスの1つです。予知保全により、ユーザーは、設備部品からのリアルタイムなデータに基づいて、設備のメンテナンスがいつ必要になるかをより正確に予測することができます。

従来、プラント管理者は機械の製造元が提供する定期点検に依存していました。ただし、これらのメンテナンス手法は機械のメンテナンスサービスが必要になる時期の見積もりにすぎず、機械の実際の状態ではありません。

たとえば、ベアリングが早期に摩耗したり、モーターが過熱したりすると、機械は予想よりも早くメンテナンスサービスを必要とする場合があります。さらに、問題が検出されない時間が長すぎると、問題が過熱して機械にさらに損傷を与え、コストのかかる計画外のダウンタイムにつながる可能性があります。

予知保全はこれらの問題を回避し、時間とコストを節約するのに役立ちます。
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■タークはワイヤレス式の振動+温度センサを提案します。

状態監視は、ユーザーが機械のパフォーマンスの重大な変化を識別できるようにすることで予知保全において重要な役割を果たします。

監視する重要な条件の1つは、振動です。 機械の振動は、多くの場合、不均衡、不整合、緩み、または摩耗した部品によって引き起こされます。
振動が大きくなると、機械が損傷する可能性があります。 モーター、ポンプ、コンプレッサー、ファン、ブロワー、ギアボックスの振動の増加を監視することで、問題が深刻になり、計画外のダウンタイムが発生する前に問題を検出することができます。

振動センサーは通常、RMS速度を測定します。これは、広範囲の機械周波数にわたって振動の最も均一な測定を提供し、機械全体の状態を示します。 そして、もう1つの重要なデータポイントは、温度変化(つまり、過熱)です。

タークの提供する振動センサはこの振動と温度を同時にモニタリングします。
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■タークはワイヤレスの水位レベルセンサを提案します。

タンク内水位の監視は、精度・信頼性・コストの点で異なる多くの手法から選択できます。目視検査と測定棒による監視は比較的安価かもしれませんが、手動の報告方法に依存しているため、労働集約的でミスが発生しやすくなります。

フロートセンサなどのより正確な手法は、水位レベルを測定に人の労力に依存しないため、プロセスを簡素化し、ミスのリスクを最小限に抑えることができます。ただし、一部のアプリケーションでは、非接触式の検知が望ましいです(例: 苛性液体のレベルを測定する場合)。

ワイヤレス超音波センサは、この非接触検知が必要なアプリケーションに適しています。センサは音波を使用して検出するため、測定対象の材料と接触しません。また、対象の色、反射率、または透明度の影響を受けません。ワイヤレス通信は、時間とコストの節約、リアルタイムのリモートモニタリング、変化する要件への適応性など追加のメリットをもたらします。

そして、無線システムは従来の有線システムよりもはるかに簡単で、多くのタンクを監視でき、実装コストも低くなり、導入期間も短縮できます。
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■タンクのリモート監視

タークのシステムであれば、タンクの運用会社は遠隔からタンクレベルのデータにリアルタイムで簡単にアクセスでき、効率と生産性の両方を向上させます。

たとえば、リモートコンテナをリアルタイムで監視することで、管理者は、実際の変化に基づいて戦略的にサイトへの人員の派遣を計画できます。 これにより、時間とコストを節約しながらもタンクが満杯になり、プロセスがスムーズに実行されるようになります。

さらに、自動アラートを設定して潜在的な問題をスタッフに通知し、タンクが空になったりオーバーフローしたりした場合の緊急事態を最小限に抑えることができます。

リアルタイムのリモート監視システムは、タンクのレベルが設定されたしきい値を超えている場合にテキストまたは電子メールで担当者に警告することができ、重大事態になる前にこれらの問題に対応することができます。
タンクレベルモニタリング3.jpg
■設備の変更や移設への対応

ビジネスニーズは時間とともに変化します。企業は新しい需要に対応するために工場内でタンクやコンテナを追加または移動する必要がある場合があります。

タークの無線システムであればこういった変化する要件に簡単に対応することができます また、固定化されたタンクと移動式のタンクの両方を監視するのに十分な柔軟性があります。

無線システムを使用すると、システムを変更したり、測定デバイスを切断したりすることなく、タンクやコンテナを必要なだけ移動させることができます。つまり、輸送中でもコンテナを監視できます。 新しいコンテナの新しいノードを既存のネットワークに統合したり、新しいネットワークを展開して、有線ネットワークを変更する時間と労力をかけずに、新しいタンクに対応することができます。
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■タークはワイヤレスの温度・湿度センサ―を提案します。

夏は湿度が高く、冬は湿度が低いと製品の品質に影響します。状態のリアルタイム表示が利用可能である必要があり、温度と相対湿度の記録は監査と品質の目的で保持する必要があります。
また、倉庫などは大規模な施設や複数の部屋に分かれていることが多く、複数のセンサを使って監視する必要があります。

従来の有線でのシステム構築はこの導入を非現実的でコストのかかるものにしてしまいます。

タークの提案するワイヤレス温度・湿度センサは、これらの問題点を解決することができます。無線ノードとセットになった温度・湿度センサはデータロガーや上位システムに接続されたゲートウェイにデータを送信し続けます。温度がしきい値を超えると、問題を建物のメンテナンスに通知するために電子メールまたはテキストメッセージを送信することができます。

•ワイヤレスセンサーとノードの設定と展開が簡単
•電池内蔵により柔軟な設置が可能
•1つのゲートウェイは、最大47個のワイヤレスセンサを処理
•デジタル入出力や他社製のアナログのセンサーを追加する可能
•手頃な実装コスト
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■タークはワイヤレスのデジタル表示器+LEDランプを提案します。

センシングデバイスで得たデータは上位のシステムの通信されますが、主に生産現場において、今その場でそのデータを視認したいという声が多数あります。

ワイヤレス式のデジタル表示器+LEDランプを導入することでその需要に対応することができます。

センサーデータはワイヤレスコントローラに送信され、コントローラはその情報を選択されたワイヤレスデジタル表示器に送信してセンサー値をLCD画面に表示することができます。さらに、コントローラでしきい値を設定して、しきい値を超えたときにLEDランプが黄色(警告)または赤色(アラーム)に変わるようにすることもできます。
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情報が最も必要とされる場所に、必要なセンサーデータを表示するための手頃で使いやすい方法がこのワイヤレスデジタル表示器です。

・電池内蔵のワイヤレス機器ですので、配線の必要がなく設置場所を選びません
・ダイレクトセレクトLCDとマルチカラーLEDランプでセンサーデータと警告およびアラーム状態を表示します
•複数のセンサーをサポートする費用効果の高いディスプレイ
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■タークの提案する無線システムは他社製のセンサでも使用可能

効率的に設備の状態を監視するため、タークはタークだけが提供するセンサですべてを担うことができるとは考えておりません。

無線システムには、主には以下の通信による他社製のセンシング機器を接続してワイヤレスとして運用することが可能です。

・デジタル入力(PNP/NPN)
・アナログ入力(電流/電圧)
・熱電対
・測温抵抗体
・RS485
・etc...

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