タンパク質のグリコシル化は、タンパク質の構造および機能の両方を調節する非常に重要な翻訳後修飾です。糖鎖プロファイルの変化は薬効や免疫原性に影響するため、グリコシル化されたバイオ医薬品は十分に特性解析を行う必要があります。
糖タンパク質特性解析において逆相カラムと相補的な情報が得られるワイドポアHILICアミドカラム(Glycoprotein BEH Amide, 300Å)により、インタクトの糖タンパク質、糖タンパク質のサブユニットもしくは糖ペプチドレベルまで、糖鎖の数及び組成により分離可能となり、今までに無いグライコフォーム情報が入手できます。
基本情報
■インタクトおよび消化糖ペプチドからグライコフォームを分離するために最適化したワイドポアHILIC固定相
■MS検出の有無に関わらずドメインに特有のグリコシル化に関する情報を生成
■部位に特異的な糖鎖占有率の解析
■ペプチド/糖鎖のサイズに因らない高分離ペプチドマッピング
■大きい遊離N結合型糖鎖の分離向上
■Glycoprotein Performance Test Standardで充塡剤ゲルバッチのQC試験実施
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詳細情報
Glycoproteinカラムで可能な糖タンパク質特性解析
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