株式会社吉田SKT

テフロン(TM)フッ素樹脂コーティング 「加工工程」解説資料

最終更新日: 2024-03-09 19:57:43.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2021/04/30
テフロン(TM)コーティング、フッ素樹脂コーティングの加工工程をご紹介します。

関連情報

フッ素樹脂コーティング 「下地処理の ”ブラスト” とは」
フッ素樹脂コーティング 「下地処理の ”ブラスト” とは」 製品画像
ブラストの原理と留意点

■ブラストはブラスト粒子の衝撃力で物を削ります。
■衝撃の強さはブラスト材の重さや圧力で決まります。
■表面粗さはブラスト粒子の大きさで調整できます。
■ゴムのような衝撃力を吸収する材料には不適です。
■薄板にブラストを行うと表面積の差により反りが発生します。
フッ素樹脂コーティング 「脱脂工程の”空焼き”とは」
フッ素樹脂コーティング 「脱脂工程の”空焼き”とは」 製品画像
■空焼きの留意点

・薄いものや精密部品の場合、熱処理による歪が問題となることがあります。
・次工程でブラストなどを行わず加工する場合、
 銅製品などは酸化膜が生じてコーティングの密着が悪くなります。
 ※銅製品は通常のフッ素樹脂コーティングを行う場合も酸化膜対策が必要です。
・融点の低い合金などは熱処理により変形が起きる場合があります。
・焼き入れ鋼の場合、焼き戻し温度によって焼きなましになる場合があります。


脱脂工程で行う空焼きですが、留意点を考慮して行うことでさまざまな製品に適切に脱脂処理を施すことができます。
コーティング技術 「コーティングに必要なブラスト処理」
コーティング技術 「コーティングに必要なブラスト処理」 製品画像
ブラストの原理と留意点

■ブラストはブラスト粒子の衝撃力で物を削ります。
■衝撃の強さはブラスト材の重さや圧力で決まります。
■表面粗さはブラスト粒子の大きさで調整できます。
■ゴムのような衝撃力を吸収する材料には不適です。
■薄板にブラストを行うと表面積の差により反りが発生します。
 
フライパンのフッ素加工を再加工するメリット・デメリット 
フライパンのフッ素加工を再加工するメリット・デメリット  製品画像
再加工は、初めての加工に比べて基材への負担が大きく
用途に応じてご相談が必要です。

【 加工工程概要】

■基材受入れ
○ 基材の検査を行います

■空焼き
○ 基材を炉中で加熱し油脂や汚れやフッ素樹脂を熱分解させます

■下地処理
▶ブラスト
○ 加工面をブラスト。 錆や汚れ等を除去し適度に粗面化します

■プライマー塗装
○ 基材とふっ素樹脂の密着をよくするプライマーを塗装します

■焼成
○ プライマーの焼付を行います

■塗装
▶粉体塗装
○ フッ素樹脂のパウダーを特殊の塗装機により塗装します
▶エナメル塗装
○ フッ素樹脂のエナメルを塗装機または手動により塗装します

■焼成
○フッ素樹脂を加熱し溶融させ塗膜化

■検査
○ 加工完成後、打合せや、仕様通りの加工ができているか検査します

再加工のご相談はぜひ吉田SKTにお問い合わせください。

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