第1章 市場分析編
第2章 参入企業個別実態調査編(24社)
●急速な高齢化による高齢者人口の増加(3,640万人:2021/9/15現在)、社会保障費の増大、病院の病床区分変更と統廃合、特養・老健の新設減少と民間施設の増加、介護保険の見直し、在宅高齢者への栄養強化、地域包括ケアシステム等、日本の医療と介護を取り巻く環境は変化しており、医療・介護現場では入院・入所・在宅高齢者のQOLを重視する傾向は益々強まっている。また、介護に至らないために、食事や運動、生活習慣の見直し等、介護予防が重視されている。
●栄養剤は在宅高齢者の増加が追い風であるが、薬価改定により金額ベースでは横ばいである。流動食(総合栄養)は病院や高齢者施設での使用が頭打ちする中、在宅向けを成長チャネルとして製品投入が進んでいる。総合栄養を補う形で市場拡大するのが栄養補給食品で、高齢者の使用を想定した製品機能をアピールする。輸液は数量、単価共に減少している。
発刊日:2022/04/27 体裁:A4 / 382頁
価格(税込):363,000円(本体価格:330,000円)