YuMi、GoFa、SWIFTI...最新の協働ロボットをご提供する一方、ABBは伝統的な総合ロボットメーカーとしてさまざまな独自技術を有しています。
その代表例のひとつがこの『6軸力覚センサ統合型ロボットシステム』。
メインCPUを介さない『力覚センサ直結方式』で、研磨、組立、バリ取りなど、形状や表面のバラつき、職人的な力加減への対応を要する難しい自動化を解決しています。
力覚センサは、計測と動作のレスポンスが遅く、タイムラグによって実用レベルのサイクルタイムが達成できない、調整が難しいという声も聞かれます。
一方、ABBのコントローラは、メインCPUと軸制御演算を独立させています。本システムは、その軸コンピュータと力覚センサの通信を直結することで演算>指令のレスポンスを向上、故にサイクルタイムや要求品質レベルの達成を支援できます。
また、動作制御の自由度もひとつのポイント。実機による現場での微調整、作り込みが得意なことも、ABBロボットシステムの利点のひとつです!
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基本情報
【システム構成と特徴】
本システムはABBロボット、標準力覚センサ、周辺機器、専用ソフトウェアで構成されます。以下の特徴から精度要求の高い研磨、組立、バリ取りの自動化に最適です。
• メインCPUの回避によるレスポンスの早さ
• ABBロボットならではの軌跡精度、剛性、耐環境性
• 現場での追い込み調整の自由度(制御言語の特性)
【システムの仕組み】
1 力覚センサで6軸計測
2 センサ信号をコンマ数msごとに計測
3 信号はコントローラの軸コンピュータにメインCPUを介さずに直接入力
4 ロボットプログラムの動作指令と取得信号を統合処理
5 ドライブユニットより各軸へ動作指令
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | Integrated Force Control |
用途/実績例 | ■ 研磨 ■ 組み立て ■ バリ取り 【よくある課題】 - 大型の3次元形状を持つ局面など、製造時の形状誤差がある研磨作業 - カムシャフトなどの金属パーツの組み付け - 通常ロボットの高出力による高精度嵌合における破損回避 - 表面性状のバラつきのある素材からの削り出し - 複数の固定加工機材に対する個々の作業圧力の調整 など |
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