横幅:50cmm x 高さ:47cm x 奥行:80cm
※冷却装置など、付帯設備は不要です。写真の本体だけで分解可能です。
【装置仕様】
温度:最大300℃ 圧力:最大199bar 出力:最大2000W
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
リチウムイオン電池材料の不純物であるアルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属などの異種金属の存在は元素分析上の重要なテーマである
酸化イリジウムは陽極材の材料の一つで、難分解性の合金として、ベンチマークのような存在である。これまで、完全分解の例が少なく、分析における課題となってきた。
高圧マイクロ波分解装置 Multiwave7000型を用いることで、フッ化水素酸などを用いることなく、塩酸と硝酸を組み合わせることで完全分解に成功した。
Multiwave7000での成功事例として、次にあげるタングステン酸セシウムの他に正極材などに用いられる焼結体セラミックスなどの分解実績も挙げられる。
タングステン酸セシウムは正極材の被覆など、新たな電池材料物質として注目を集めているが、こちらも完全分解の報告例のない物質の一つである。
高圧マイクロ波分解装置Multiwave7000型を用いることで、フッ化水素酸を使用せずともテトラフルオロホウ酸や硝酸を上手に組み合わせることで、加熱から冷却まで2時間ほどで前処理が終了し、完全分解している。
海外文献に多い過塩素酸を用いるアプローチは日本国内では避けられる傾向にあるが、アントンパール・ジャパンでは、そのようなレシピの再構築もサポートしている。
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