株式会社アントンパール・ジャパン

電子セラミックスの元素分析前処理チタン酸バリウム, 酸化チタン, 酸化アルミニウム,窒化ホウ素, 窒化ケイ素, 酸化ジルコニウム

最終更新日: 2024-03-11 14:15:23.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

ファインセラミックス、電子セラミックス(エレクトロセラミックス)の純度管理、元素分析、酸分解前処理に 窒化ガリウムの分解も
チタン酸バリウムは積層セラミックコンデンサ(MLCC)材料の一つで、その純度は用途に応じて厳しく管理されているが、分析の前処理における酸分解が容易でない物質でもある。また、一般的に酸分解の際にはフッ化水素酸が使用されるが、不動態化処理のためのセカンドランが欠かせないなど、作業効率の悪さも指摘されてきた。
高圧マイクロ波分解装置であるMultiwave7000型を用いることで、フッ化水素酸を使用しないだけではなく、1ステップで完全分解に成功した。安全性と前処理の生産性の向上を同時に実現させたといえる。

酸化ジルコニウムは電極材や圧電素子材など、電子材料として注目を集めている。耐酸性も高く難分解で、完全分解の報告例のない物質の一つである。
酸化ジルコニウムの分解において重要なファクターは、高圧の状態で分解を開始できるかという点である。高圧マイクロ波装置Multiwave7000型は初期与圧を自動で行う。初期圧力を適切にコントロールされることは、前処理結果にも寄与するだけでなく、オペレーターの生産性向上にも寄与する。

関連情報

マイクロ波前処理装置 Multiwave 7000
マイクロ波前処理装置 Multiwave 7000  製品画像
【サイズ】
 横幅:50cmm x 高さ:47cm x 奥行:80cm
 ※冷却装置など、付帯設備は不要です。写真の本体だけで分解可能です。

【装置仕様】
 温度:最大300℃ 圧力:最大199bar 出力:最大2000W
電池・バッテリー・電子材料の不純物試験 微量元素分析の前処理装置
電池・バッテリー・電子材料の不純物試験 微量元素分析の前処理装置 製品画像
・横幅:50 cm 高さ:47 cm 奥行:79 cm
・温度:最大300℃ 、 圧力:最大199bar、 出力:最大2000W
・最大サンプル数:28

サンプル例:酸化イリジウム( IrO2)、タングステン酸セシウム(Cs2WO4)、リチウムランタン酸化ジルコニウム(LLZO、Li7La3ZrO12)、チタン酸バリウム(BaTiO3)、 酸化チタン(TiO2)、 酸化アルミニウム(Al2O3)、  窒化ホウ素(BN)、 窒化アルミニウム(AIN)、 窒化ケイ素(Si3N4)、 窒化ガリウム(GaN)、 ジルコニア 、ニオブ化合物(Nb) など

・フッ化水素酸不使用、過塩素酸不使用などのリクエストにも対応実績多数。
『電池材料の測定・分析機器』<資料進呈>
『電池材料の測定・分析機器』<資料進呈> 製品画像
【ラインアップ(一部)】
<MCR evolutionシリーズ>
水のような電解液の粘度特性、濃厚な電極ペーストの塗工性、
セパレータの熱機械特性(DMA)まで、1台で様々な粘弾性特性評価が行えます。

<Litesizer 500・PSA・SurPASS3>
粒子径・ゼータ電位測定で電池材料の凝集体や分散安定性を評価できます。

<autosorb iQ>
吸着等温線は相対圧が10^-8~0.999の範囲で測定が可能で、
細孔径としては0.35~500nmの範囲で測定が可能です。
ガス吸着だけでなく水蒸気やベンゼンなどの蒸気吸着ができ、
サンプルの親疎水性を評価することができます。

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