流動電位及び流動電流の測定原理に基づき、コアサンプルのゼータ電位を評価します。
コアサンプル用測定セルは、一般的なコアサンプルを格納し、コアサンプルの断面と外周面におけるゼータ電位分析が可能になります。岩石表面の掘削流体などの相互作用について研究することができ、この情報はEORプロセスの改善に用いられます。
EOR試験で使用されるコアサンプルの非破壊分析
・コアサンプルの断面と外周面におけるゼータ電位分析
・岩石表面と相互作用する掘削流体などの特性を評価する接線測定モード
・代替技術に比べて非常に効率的: ゼータ電位分析のためにコアサンプルを微粉末に破砕する必要がありません
・コアサンプルの長手方向のゼータ電位勾配の評価
SurPASS3では、次の情報を得ることができます。
・表面が液体に接触したときの帯電挙動
・pH及びイオン強度の影響
・表面化学特性に特有の等電点
・特定の表面官能基の存在
・表面改質の評価
・添加剤の表面への吸着と脱着の挙動
基本情報
【測定対象】
コアサンプル
【測定サンプルの規格】
サンプル高さ:最大4インチ
サンプル直径:最小1インチ(断面分析)、1インチ(外周面分析)
【測定範囲】
流動電位:± 2000 mV ± (0.2 % + 4 μV)
流動電流:± 2 mA ± (0.2 % + 1 pA)
セル抵抗:5 Ω~20 MΩ ± (2 % + 0.5 Ω)
圧力測定:4000 mbar ± (0.2 % + 0.5 mbar)
圧力差が1500 mbarを超える場合は、外部圧力供給(圧縮窒素)が必要
pH :pH 2~pH 12
導電率 :0.1~1000 mS/m
温度 :20~40 °C
【寸法】
600 mm x 432 mm x 245 mm
【重量】
26 kg
価格帯 | 1000万円 ~ 5000万円 |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ■化学工業 ■化粧品・パーソナルケア ■医薬品・医学・バイオテクノロジー ■材料科学 ■環境科学 ■紙・テキスタイル ■鉱物・鉱業・原料 ■電子工学 ※詳しくはカタログをご覧下さい。お問い合わせもお気軽にどうぞ。 |
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