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基板が動かない!?そんなトラブルを解決するたった3つのポイント

最終更新日: 2022-08-29 09:29:45.0
プリント基板設計の基本を理解することで、解決方法を探る

電子回路の設計・開発に携わられる方々は、きっとこれまでに基板が動かず、思い通りの開発スケジュールで進められない、といった事を一度は経験された事があるかと思います。さらに昨今は、電子回路の小型化、高速化、高密度実装がますます進むにつれてプリント基板のパターン設計においても、より複雑化・高度化してきており、上記のような懸念もますます高まってきています。基板が思った通りに動かない!挙動がおかしい!
実際にこういった事態が発生した際にはとても焦るのですが、シミュレーションをやってみたり、回路の隅々までチェックを行ってみたりと、みなさま右往左往されるのではないでしょうか。
実は、上記のような事態が発生する要因のほとんどは、プリント基板設計の「基本」ができていない、ということが多いのです。
しかし、例えばその回路が大規模な回路だったら…そんなに簡単にチェックできない、ということも事実です。
そこで、アート電子からは、まずは下記の3つのポイントをチェックして頂くことをお勧めいたします。簡単なことなのですが、ほとんどのトラブルは回避することが可能です。

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基本情報

ポイント1:GNDベタは浮き島やアンテナとならない様に広く大きくとる

http://www.noise-counterplan.com/article/14968743.html

ポイント2:パスコンはIC(電源ピン)の近傍に配置する

http://www.noise-counterplan.com/article/14968754.html


ポイント3:信号線は短く、電源配線はパスコンを経由して配線する

http://www.noise-counterplan.com/article/14968762.html


え?たった3つだけ?と思われるかも知れませんが、こうした「落とし穴」は高速デジタル回路に限らず、
意外に低周波の回路で多く見受けられるのです。

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用途/実績例 もちろん、この3つで”全て”のパターン設計が完璧にできるわけではなく、基板の種類、用途にあったパターン設計をする必要があります。
当社が運営し、情報発信を行っている「ノイズ対策.com」では、プリント基板設計における、上記以外の様々な対策について、
「ノイズ対策を考慮したパターン設計」「実装を考慮したパターン設計」
などの分類ごとに、実際にどうすべきか?というポイントを纏めております。
ぜひ、ご参考にいただけますと幸いです。

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